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一から学ぶ ほつまつたえ講座 第112回 [2024.2.5]

第二一巻 ニハリ宮法定む文 (4)

著者:おあずけ2号 (駒形一登)
著者HP:ホツマツタエ解読ガイド https://gejirin.com

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 にはりみやのりさだむあや (その4)
 ニハリ宮法定む文 https://gejirin.com/hotuma21.html
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    クシヒコの宮造り法の説明が再開されます。
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 さのみかと はしらはみそき ははみたけ たかさもみたけ
 けたのうえ むたはとしかす ふとさつき

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 南の御門 柱は三十寸 幅三丈 高さも三丈
 桁の上 六尺は年数 太さ 月

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■南の御門 (さのみかど)
「南大門」 の意で、これが 「宮の正門」 です。
この別名が 枯生門(からふかど)・枯生締(からふしま) です。

 鳥居は “門” の別名ですから、ここに言う門は “鳥居” をイメージして下さい。
 それも鳥居の原型と考えられる廣田神社型の鳥居です。 ▶画像


■柱は三十寸 (はしらはみそき)
「左右に立つ柱の直径は30寸」 という意です。  ▶鳥居の基本構造図
当時の1寸は 約2.25cm ですから、30寸=3尺=約67.5cm です。 ▶寸 ▶尺


■幅三丈 (はばみたけ)
「2本の柱の間隔は3丈」、つまり 「出入り口の幅は3丈」 ということです。
3丈=30尺 で、当時の1尺は 約22.5cm ですから、約6m75cm です。 ▶丈

 ★幅 (はば)
 ハフの名詞形で、ハフは ハル(張る)の変態です。
 「ある所から他所に張り渡すこと」 が原義です。
 ですから ハリ(張り・梁)ワタリ(渡り・径) と同義です。


■高さも三丈 (たかさもみたけ)
「2本の柱の高さも3丈」 という意です。


■桁の上六尺 (けたのうえむた)
「桁(=貫)より上の部分は6尺」 という意で、換言すれば
「柱のてっぺんから6尺 (135cm) 下の位置に貫を渡す」 ということです。

 ★桁 (けた)
  ケツ(▽結つ)の名詞形で、ケツは “くっつく” の クツの変態です。
 「結び・渡し」 が原義で、ヌキ(貫)の換言です。▶画像 ゲタ(下駄)もこれが原義です。▶画像


■六尺は年数 (むたはとしかず)
6尺=60寸 ですから、「60は干支が一巡する年数ゆえ」 という意味です。


■太さ月 (ふとさつき)
「桁(=貫)の太さは月の数」 という意です。1年は12か月なので、12寸(約27cm) です。

 

【概意】
南の御門の柱は30寸、幅は3丈、高さも3丈。
桁の上の6尺(=60寸)は干支一巡の年数、桁の太さは月の数の12寸。

 

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 まるけたともに やつくりの もとはとこたち
 むてむすひ むろやつくりて たみおうむ
 のちやてむすひ やしろなる

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 円・方ともに 屋造りの 基はトコタチ
 ‘ム手’ 結び 室屋造りて 民を埋む
 後 ‘ヤ手’ 結び ヤシロ 成る

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■円・方 (まる・けた)
「円形の屋」 と 「方形の屋」 をいいます。
主たる建物は東西南北が明確となる “方屋” とし、はなれ(離れ・放れ)
かわや(▽側屋・厠)は、マル(放る)に語呂を合せて “丸屋” としたのではないかなと
考えています。そのため まる屋 には 「粗末な屋」 というイメージがあるようです。

 ツキヨミ遣りて  潤稲種 得んと到れば まる屋にて 〈ホ15-4〉


■トコタチ (▽疾立ち)
ここでは クニトコタチ の略です。
トコ(▽疾)+タチ(立ち・起ち・発ち) は 「先発・先達」 が原義です。


■ム手 (むて) ■ヤ手 (やて)
ムのタミメ」 と 「ヤのタミメ」 をいいます。  ▶タミメ(手見目)


室屋 (むろや)  

■埋む (うむ)
「入れる・植える・充たす・補う」 などの意で、 「民を住まわせる」 ということです。


ヤシロ (社・▽礼代)

 

【概意】
円屋・方屋ともに 屋造りの基はクニトコタチ。
‘ム’ のタミメを結んで室屋を造り、民を住まわせる。
後に ‘ヤ’ のタミメによりヤシロが成る。

 

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 これにいまする いまのみや おおくんぬしの かんかえは
 きはさかしまに かしらした かれむねおもて やねとなす
 ふくはやねねそ

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 これにいまする 今の宮 オオクンヌシの 考えは
 木は逆しまに 頭 下 故 棟を以て 屋根となす
 葺くは “やね” 根ぞ

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■いまする・ゐまする (▽結まする)
イマス/ヰマス(▽結ます) の連体形で、「合わす・結ぶ・つながる・連なる」 などの意です。


■オオクンヌシ・オオクニヌシ (央国主)
「央国の主・央国の領主」 という意で、これは クシヒコの地方領主としての名です。

 ★央国 (おおくに)
 近江の多賀周辺をいう国名で、クシヒコが賜った ヨロギ(万木) の別名です。
 “ヲコの里” とも呼ばれます。

・賜ふヨロギは 嘗事の 千草・万木の 名をただす 〈ホ10-6〉
・経縫の 道 教ゆれば 八方通り “籠結国の神” 
ヲコの里 籠交ひ得るなり 〈ホ24〉
・オオモノヌシは アワ海の 
央国宮を 造り替え 〈ホ30〉


■頭 (かしら)
木の 「穂先の部位・先頭部分」 をいいます。


■棟 (むね)
ミネ(峰)の変態で、「上・高み・頂」 を意味します。


■屋根 (やね)
この場合は 「屋の根・屋の根源」 の意に使ってます。

 通常ヤネは ヲネ(尾根)ウネ(畝) などの変態で、「上・高み・頂」 を意味します。
 ですから roofroot の関係です。


■葺く (ふく)
ハク(佩く・接ぐ・矧ぐ)などの変態で、フク(服)の母動詞です。
「合わす・負わす・帯びさせる」 などを原義とし、この場合は 「覆う」 の意です。

 

【概意】
これに連なる今の宮。オオクンヌシの考えは、木は逆しまに穂先を下。
すなわち棟をもって屋の根となす。覆うのは “やね” だが、これは根ぞ。

 

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 もしはしら つかはしもつけ かみはねそ ねはたちつかす
 むのをして のきよりむねに ておあわす むつきねとなす

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 もし柱 継がば下継げ 上は根ぞ 根は立ち継がず
 ‘ム’ のヲシテ 軒より棟に 手を合わす ‘ム’ 継ぎ ‘ネ’ と和す

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■立ち継ぐ (たちつぐ)
このタツ(立つ)は タス(足す)の変態です。ですから “足し継ぐ” と同じです。


■‘ム’ のヲシテ
‘ム’ は ムロ(室)を表すのでしょう。
ヲシテ(押手)は タミメ(手見目)の換言です。(もともと語義は同じ)  ▶ムのタミメ


■軒より棟に (のきよりむねに)
ノキ(軒)は ノク(退く)の名詞形で、「下・末・隅・端」 が原義です。
ムネ(棟)は 「上・中」 を表しますから、「両端から中へ、下から上に」 という意です。


■‘ム’ 継ぎ ‘ネ’ と和す (むつぎねとなす)
ム は 「下から上に」 を意味し、ネ(峰・嶺)ムネ(棟) ですから、
「下から上に継いで棟と合わす」 という意になります。 ▶和す(なす)

 

【概意】
もし柱を継ぎ足すなら下に継げ。上は根ぞ。根は継ぎ足しせず。
“室” を表す ‘ム’ のタミメは、軒より棟に(下から上に)手を合わす。
しかれば柱も 下から上に継いで棟と合わす。

 

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 むなきもし すえはつくへし ねはつかす
 はりのねはふゆ うつきすえ すえはつくへし ねにつくな

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 棟木模し 末は継ぐべし 根は継がず
 張りの根は冬 鬱き末 末は継ぐべし 根に継ぐな

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■模し (もし)
モス(模す)シ(=如し) の短縮で、「模す如し・似る如し・同じ」 という意です。
“もしも”  ”もしかして” の モシ(若し) もこれで、「模擬的に・喩えて」 の意を表します。


■張りの根は冬 (はりのねはふゆ)
「春の芽生えの元は冬にあり」 というような意味で、
春の元である冬を、若芽の元である “木の根” になぞらえます。

 ハリ(張り)は ハル(張る)の名詞形で、ハルは ハフ(生ふ)の変態です。
 また ハル(張る)の もう1つの名詞形が ハル(春)です。


■鬱き末 (うつきすえ)
ウツキ(▽鬱き)は ウツク(▽鬱く・疼く)の名詞形で、「勢いづくさま・盛んなさま」
を意味します。スエ(末)は この場合は 「枝の末・枝の先端・穂末・若芽」 をいいます。
ですから 「盛んに伸びるのは (根ではなく) 穂末なり」 というような意味です。

 

【概意】
棟木も同じ。末は継ぐべし根は継がず。
春の元は冬 (芽張りの元は根) なれど、盛んに伸びるは <根ではなく> 穂末。
それゆえ末は継ぐべし根に継ぐな。

 

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 ひさしはおおひ きさにさせ
 しとみはとみの とのをしゑ とほるおみるそ

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 日挿しは覆ひ 刻にさせ
 蔀は臣の 調の教え 通るを見るぞ

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■日挿し (ひさし) ■覆ひ (おおひ)
ヒサシは 「日の光を採り入れるための穴」 で、つまり 「ガラスのない窓」 です。
ですからこの場合 “覆ひ” とは 「窓を覆う突き上げ戸」 をいいます。 ▶画像


■刻にさす (きざにさす)
キザ(刻)は “ギザギザ” と同じです。ここでは のこぎりの歯の形状λ」 を想像して下さい。
こんなふうに 「突き上げ戸を上げる」、つまり 「全開にしない」 ということだと思います。
サスは “傘をさす” のサスで、「上げる・掲げる・立てる」 の意です。

 こうする理由は不明ですが、オオヒキサ(覆ひ刻) を
 オオヒキス(太陽着す) に語呂合せしているのかもしれません。


蔀 (しとみ)
今に言う 「格子戸・障子戸」 のようです。 ▶画像
シトミの語義は未解決ですが、「織物・網・格子」 など、
つまり 「縦と横を交差させる構造」 の意かなと考え中です。

 クシヒコは シ・ト・ミ の3音に語呂合せして、
 「トミの のをゑ ほるおる」 と導き出しているようです。
 “だから蔀はいいぞ 使えよ” と言っているのでしょう。


調の教え (とのをしゑ)

 

【概意】
日挿しの覆いは刻にさせ。
蔀は臣の調の教えが民に通るのを見るぞ。

 

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 ほのしつめ とのあけたてに すれあえは
 したおしきゐと うえかもゐ しきはたのとり とはうしほ
 なるとのひひき うしほなる うえにかもふね
 みつとりの ほのしつめなす しきかもゐ
 ここにたつたの かみゐます

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 火の鎮め 戸の開け閉てに 擦れ合えば
 下を鴫居と 上 鴨居 鴫は田の鳥 戸は潮
 鳴る戸の響き 潮鳴る 上に鴨船
 水鳥の 火の鎮めなす 鴫鴨居
 ここにタツタの 神 結ます

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■火の鎮め (ほのしづめ)
“鎮め” と当て字していますが、「鎮火・消火」 の意味ではありません。
シツメは シツム(為集む鎮む)の名詞形で、“纏り” の同義語です。
ですから “火の鎮め” は 「火の治め・火の取扱い」 などの意となります。


■鴫居/敷居 (しきゐ)
シキヰは “敷居” で、「下に居るもの/あるもの」 が本来の意ですが、
これを語呂合せにより “鴫居”、つまり 「鴫の居る所」 の意に変えています。 ▶鴫

 ★敷く (しく)
 サグ(下ぐ)の変態で、「下にある/置く・低まる/低める」 などが原義です。


■鴨居/上居 (かもゐ)
カモヰは “上居”  で、「上に居るもの/あるもの」 が本来の意ですが、
これを語呂合せにより 「鴨居」、つまり 「鴨の居る所」 の意に変えています。 ▶鴨

 ★上 (かも)
 カム(▽上む)の名詞形で、カミ(上・尊・神)の変態です。


■戸は潮 (とはうしほ)
ウシホ(潮)は 「往き来・満ち引き・寄せては返すもの」 などが原義です。
ですから “戸は潮” は、「開閉する戸は、寄せては返す潮と同じぞ」 と言ってるわけです。


■鳴る戸の響き潮鳴る (なるとのひびきうしほなる)
「開閉に擦れ合って鳴る 戸の響きは、潮が鳴るに同じ」 という意です。 ▶鳴戸


■上に鴨船 (うえにかもふね)
「戸=潮 の上には鴨の船が浮かぶ」 という意です。

 ★鴨船 (かもふね) ★カモ (鴨)
 鴨が足を前後に掻いて泳ぐさまをヒントに発明された船で、「櫂漕ぎ船」 をいいます。


■タツタの神 (たったのかみ)
「竜の神」 の意で、タツタ姫 とも呼ばれます。
ヤマサの1神で、竜を駆使して火を消し高波を鎮めます。

 幼児語で “立つこと” を “たった” といいますが、これと同じく
 タツタは タツ(竜)と同じです。現在は “竜田・龍田” と当て字します。 ▶竜


結ます (ゐます・います)
ここでは 「結び付ける・まとわす・纏る」 などの意です。

 

【概意】
火の治め。戸の開閉に擦れ合う 下を “鴫居”、上を “鴨居” となす。鴫は田の鳥。
開閉する戸は、寄せては返す “潮” と同じゆえ、開閉に鳴る ‘戸の響き’ は これすなわち ‘潮鳴り’。
その上には鴨の船。かくして水鳥が火の治めをなす鴫居と鴨居。ここにタツタの神を纏る。

 

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 かつやまいりは つゑさゑそ きをのふはいむ
 ゑとにそむ あめあかるひは よろつよし やつくりはこれ

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 かつ山入りは ツヱ・サヱぞ キ・ヲの二は斎む
 干支に染む 陽陰明る日は よろづ良し 屋造りはこれ

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■かつ (且つ・括)
カツ (▽括つ) の名詞形で、「合わせ・交じえ・括り」 などが原義です。
ここでは 副詞として用い、「合せて・加えて・同時に・また」 などの意です。


■山入り (やまいり)
「木を伐採するために山に入ること」 をいいます。


■ツヱ ■サヱ
ヱト(干支)の60パターンの内、“ツ◯ヱ” の日と、“サ◯ヱ” の日をいいます。
‘ツ’ は キツヲサネ(東西央南北)の 「西」、‘サ’ は 「南」、‘ヱ’ は 「上」 を意味します。


■キ・ヲの二は斎む (きをのふはいむ)
これも ヱト(干支)の60パターンの内、
「”キ◯◯” と “ヲ◯◯” の2日は尊ぶ」 (ゆえに山入りを忌む) という意です。 ▶いむ
‘キ’ は キツヲサネ(東西央南北)の 「東」、‘ヲ’ は 「央」 を表します。


■干支に染む陽陰明る日 (ゑとにそむあめあかるひ)
このヱト(干支)は 日々の干支ではなく、「その年の干支」 をいうと考えます。
ソム(染む)は ソフ(添ふ・沿ふ) の変態、“陽陰明る” は 陽陰晴る の換言です。 ▶明る
ですから 「その年の干支に沿って考えた時に、陽陰が調和する干支の日」 という意と考えます。

 これはどういう干支の日をいうのかわかりませんが、例えばその年の干支が
 サ◯ヱ (南◯上) だったら、足し合わすと中和する ネ◯ト (北◯下) の日をいう?
 などと憶測するものです。


よろづ (万)

 

【概意】
加えて山入りは ツヱとサヱの日ぞ。
キの日とヲの日の二つは尊んで避ける。
年のヱトに沿って考えた時に、陽陰が調和するヱトの日は万事良し。
屋造りはこれ。

 

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 ときにきみ をこぬしかみと なおたまふ はしらなもこれ
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 時に君 ヲコヌシ尊と 名を賜ふ 柱名もこれ
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■ヲコヌシ (大地主・大国主)
ヲ(大)コ(凝)+ヌシ(主) で、コ(凝)は クニ(地・国)の換言です。
ニニキネがクシヒコに賜った尊名で、「埴纏り宮造り法を結ぶ主」 という意味です。
地方領主としての名である オオクンヌシ(央国主) に語呂を合せた名で、
この人物(=クシヒコ)こそが 他の文献の記すところの “大国主命” です。
ヲヲコヌシ、ヲヲクヌカミ、ヲコヌノカミ、クニヌシ など、呼び方はいろいろあります。

 大国玉神社 (おおくにたまじんじゃ)
 茨城県桜川市大国玉1。
 現在の祭神:大国主命 配 武甕槌命、別雷命

 ★主 (ぬし)
 ヌスの名詞形で、ヌスは ナス(▽和す・為す)などの変態です。「合わせ・結び」 が原義で、
 「結い束ねる者・統べ治める者・中心者・支配者・所有者」 などを意味します。
 ウシ/ウチ(大人・氏)ヲサ/ヲシ(治・長)ヲヂ(治人・大人) などの変態です。


■柱名 (はしらな)
ヲコヌシが最初に立てることを定めた 「中柱」 の別名をいいます。
たぶん当時は “ヲコヌシ柱” とか “オオクニ柱” などと呼ばれたのだろうと思います。

 後世 オオクニに “大国” と漢字が当てられ、それをダイコクと読むようにったのでしょう。
 そのため今日では 「大黒柱」 の名で通っています。
 クシヒコは 恵比寿様 のモデルでしたが、大黒様 のモデルでもあったわけです。
 しかしどういうわけか、大黒様の役回りはオホナムチが奪ってしまいました。 ▶画像

 

【概意】
時にニニキネ君は “ヲコヌシ尊” と名を賜う。中柱の名もこれである。

 

 

本日は以上です。それではまた!

 

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