タカキネ・タカギ

→ 語義
  

高木神。
7代タカミムスビ
ヤソキネの子。幼名:フリマロ。 タカキネは斎名と思われる。
オモイカネフトタマクシタマタクハタチチ姫ミホツ姫ヨロマロアヒミタマイクタマアヨミタマの父。
アマテルヒタカミアメナル道を学んでいた時、常に側に侍っていた。 
アマテルがヤスクニ宮に戻ってからはアマテルの補佐役となる。 
オシホミミの御子守を務めるオモイカネの死後、ヤスカワイマ宮を建て、タガ若宮 (オシホミミ) 代の殿に就任。つまりオシホミミに代わって中央の政を執る。カシマ立ちを決行したのもこの人である。
アスカ皇君 (クシタマホノアカリ) が大和に封じられ、ハラ皇君 (ニニキネ) ホツマ国に封じられた時、ヒタカミ国を賜わる (賜ったのはヨロマロかも知れない) 。タカギの14代目がヒタカミミチノクである。
  

奈良県御所市大字高天、高天彦 (タカマヒコ) 神社
  

■神社祭神の高皇産霊神・高御産巣日神・高御産日神・高御魂神の大方は、このタカキネを指すと思われる。

  

トヨケヤソキネ───┬タカキネ───────┬オモイカネ
   │       │           │
   ├カンサヒ   ├スクナヒコナ     ├フトタマ
   │       │           │
   ├イサナミ   ├ミチコ(アマテル典侍) ├クシタマ
   │       │           │
   └ツハモノヌシ └コタヱ(アマテル内侍) ├ヨロマロ
                       │
                       ├アヒミタマ
                       │
                       ├イクタマ
                       │
                       ├アヨミタマ
                       │
                       ├タクハタチチ姫(オシホミミ内宮)
                       │
                       └ミホツ姫(クシヒコ妻)
   

『陽陰御子 学ぶ 陽陰の道  一人 侍んべる フリマロは 六代ヤソキネの 代嗣子ぞ』4文
ヒタカミは ヤソキネに治す タカキネを 君の輔と タマキネは 行きてサホコの 国を治す ミヤツの宮ぞ』6文

『先に皇子守 オモイカネ シナ辞洞 アチの神 よりて七代の 大嘗事 タカキネ ヤスの 今宮に タガ若宮の 代の殿10文
タカミムスビの 守議り "イヅモ 立たすは 誰 良けん" "ホヒの尊" と 皆 言えば ホヒの尊に 平けしむる』10文
『アマ国の アメワカヒコと 極まりて タカミムスビが カゴ弓と ハハ矢 賜ひて 平けしむる』10文
ワカヒコが ハハ矢を射れば 胸 通り 飛びてタカミの 前に落ち ケンケンも無く 血のハハ矢10文
タカミムスビは これを見て 咎む返し矢 ワカヒコが 胸に当りて 失せにしを 返し矢 恐る 基や』10文

『この度は タカミムスビの 臣枯れを 除く門出の カシマ立ち '埴 直き纏る 守議り'』10文
タカギ "勇みの ミカツチや" フツヌシ副えて カシマ治ち10文
『逆ふは斬りつ 服ふは 褒めて 諸守 率いつつ に返れば 
代の殿 政を執りて 御言宣』10文
タカミムスビの 立たし枝 理 あれば 御言宣 賜ふアソベの アカル宮 天振ゆを受くる オホナムチ10文
『汝 モノヌシ クシヒコよ 国つ女取らば 疎からん ミホツ姫 妻として 八十万守を 司り 御孫を守り 奉れ』10文
『逆ふは斬りつ 服ふは 褒めて 諸守 率いつつ に返れば 代の殿 政を執りて 御言宣』10文
は弱くて 水濯ぎ 稀れ  叔母更りませば 代の殿 政 執る故 ヨロマロを ヒタカミの守11文
は去年 を慕ひて 御幸なる タガの都を 引き移し タクハタ チチ姫と 十二の局も 備われば』11文
『ある日ワカヒコ 代殿に 上り黄金の 放を問ふ』11文
桜場 成れば またの十五日 黄金蹄の 黒駒を タカギが引けば 奉る』19-2文
中国の守 拒まんを 防ぐ供守 カグヤマは ヤマズミの二子 フトタマは ミムスビの三子』20文
クシタマは ミムスビの四子 ミチネとは カンミの曽孫 カンタマは ヤマズミの三子』20文
アヒミタマ タカギの四つ子 チハヤヒは ヨテの弟・五子 ヤサカヒコ コモリの八つ子』20文
イサフタマ ツノコリの子ぞ イキシニホ オモヒカネの子 イクタマは タカギの五つ子』20文
シタハルは ウワハルの弟 アヨミタマ タカギの七子 総べ三十二 皆 乗馬で 守り行く』20文
サホヒコの イサワに聞けば 若宮の チチ姫娶る その時に タカギが酒の 謂 乞えば 』ミ2文

  

  

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