ミソフ

→ 語義
  

禊ふ。三十二。見添ふ。

  1. 「禊ふ」 =禊ぐ。祓う。
  2. 祓の和歌 (三十二音)。
  3. 三十二神 (=タミメヒコ)。 三十二神は人の容姿・外見を司る。「目を添ふ神」。
  4. テルヒコアスカに下る際、"中国の守 拒まんを 防ぐ供守" の数。
  5. 三十二県から成るツクシ(九州)の別名。
      

明らす扇は 十二葉なり 檜扇の羽は 厭 祓ふ 陽陰四十八ぞ また 禊ふ(三十二) 道 な忘れそ』1文
『後前かかり 三十二日も 粗る間うかがふ 汚穢モノを 祓ふは歌の 声余』1文
『八君トホカミ ヱヒタメぞ 次 アイフヘモ ヲスシ神 末は三十二の タミメヒコ 元・中・末の 三座あり』14文
シタハルは ウワハルの弟 アヨミタマ タカギの七子 総べ三十二 皆 乗馬で 守り行く』20文
『先の御幸の 井堰みな 実心添えて 新田成す ツクシ三十二の 巡恵りて カゴシマに坐す』25文
ウケ神に 斎ふ穂長と ユツリ葉の ほつま遊びの 瑞穂歌 楽し賑わふ トヨの国 三十二 みな流行る』25文
ツクシより 使人 乞ふ故 カンタチを モノヌシとして ハテツミと 共に三十二を 治めしむ』27文
『後もろともに 神となる オオモノヌシは フキネなり トヨツミヒコと 治めしむ 和業教えて 民を潤む』27文
昔 御言を受けて 遠国より 筑紫三十二も 山陰も 巡り治めて』31文

  

  

ミソフカミ・ミソフノヌシ

→ みそふかみみそふのぬし
  

三十二神。三十二守。 三十二の主。

  1. フトマニ図最外周の三十二神。
    トヨクンヌの御子が天に還って星とされたもの。 
    人の外見・容姿を司る「見添ふ神」。 =タミメヒコ (外見目彦)

    アメミヲヤは北極星の位置に在り、その座を中御座という。中御座を中心にした八方にトホカミヱヒタメの天元神を配し、その外周にアイフヘモヲスシの天並神を、最外周に三十二神を配置する。
      
    ミムスビの 斎名タマキネ 元明を 写す タカマに アメミヲヤ 元々天並 三十二神 纏れば  "廻みの トヨケ尊"』4文
    『神祈り 通りてぞ アメノミヲヤの 眼より 漏るる日月と 天元神 三十二の神の 守る故 子種 成ること 覚えます』4文
    『八君トホカミ ヱヒタメぞ 次 アイフヘモ ヲスシ神 末は三十二の タミメヒコ 元・中・末の 三座あり』14文
    ミヲヤ神 側のトホカミ ヱヒタメの 八元の神に 守らしむ 人の根隅は 天並神 三十二の神の 見目・形』17文
    トヨクンヌ 百余る子も に逝き 天並の八神 三十二神18文
    ミヲヤの傍に 八元神 守る トホカミ ヱヒタメの 兄弟の寿 天均神 根隅 授けて 三十二神 見め形 成す』ミ6文
    『末は三十二の ヒコ神の 見目・見形を 充て守り』ミ和字
    三十二の神は 見目・形 日夜の随に 守らせば』フ序
      

      
  2. 三十二県から成るツクシ(九州)を治める国守。
      
    ツクシの 守集め  "我 妻入れん 諸 如何ん" 時にホタカミ 申さくは』25文
    『この時に 三十二県の 守歌い 万と楽しむ』25文
    御使到れば 三十二守 慕ひ惜しめど "御言宣 定まる上は 万歳を 祝ひて後の 御幸乞ふ"』26文
    カゴシマ宮に 三十二守 巡幸りを乞えば 恵り回て 廃るを直し 絶えを治し』27文
    御子 喪を務め 四十八済む 三十二集まり 上ぐる名は "ツクシ皇"』
    27文
    筑紫より 御幸を乞えば 御代りと 直り中臣 下らしむ 直りの 県 成る 三十二の主も 法を受く』31文
    ら努めて 押草の 守りに苗も よみがえり みあつく成れば 賑はひて 故に "果実の 祭" なす』31文

  

  

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