コヱ

→ 語義
  

還。環。桑。

1.回転。循環。輪廻。反復。往き来。繰り返し。めぐらし恵むこと。  
  ●日月が巡り恵むこと。また特に日の出をいう。

その成長の仕方が、日月の運行に似る「桑」の原義も「還」。
  

『空なる者は 千々 聞けど 身の実柱を 行き抜けて 復ち返えの 棚機の 空杼の復は 身に付かず』ミ1文
サルタヒコ "コヱ" を "日の出" の 故問えば コヤネ答えて "これ昔 スクナヒコより ヲオナムチ 我に授けり』ミ4文
ト下和宮 還の道 身を全くして 永らえり』ミ4文
『永らひ節々に 楽しみて 尽くれば還す 身は黄泉 心は陽陰に 還え生まれ』ミ4文
『幾度
節々に 楽しめば 人の生まれは 日の出なり 罷るは入る日 還の道 覚え生まるは 日の出なり』ミ4文

  

  

コヱノミチ・コヱチ

→ 語義

還の道。還道。
循環の法。輪廻の法。巡らし恵む道。 =行き来の道
 

ト下和宮 還の道 身を全くして 永らえり』ミ4文
『幾度
節々に 楽しめば 人の生まれは 日の出なり 罷るは入る日 還の道 覚え生まるは 日の出なり』ミ4文
『和照らす 君を還道に 永らえと 太陽山下の ト下宮 新に造りて 悉 成るを』ミ4文

  

  

コヱクニ

→ 語義
  

還国/籠結国。

1.還国。 (日月が)巡って恵む国。扶桑国。日本国。

アマテル神は 還国の イサワ大内の 宮に居て 八つ御耳に 聞こし召し 民の教えは 妹背の道28文
みな織り綴り 操立つ これを暦の 瓜生月 故 還国の 君と称えりミ4文
 

2.籠結国。 絹織物の国。コカヒ(籠交ひ)の国。

皇籠魂の 神を祭りて 五座治し 衣 差し作り 経緯の 道 教ゆれば 八方通り 籠結国の守 皇籠の里 籠交ひ得るなり』24文
『布の園は ヲコヌの尊の 子 介ひ[籠交ひ]して 名も籠結国[肥え国]の 富園 得るなり』フ044

  

  

コヱクニノキミ

  
還国の君。
(日月が)巡って恵む国の君。 
また月に擬えて、四に3人ずつ合計12人の后を置き、自らは日の位に乗ったアマテルのこと。
  

御内には 十二の局に 置く  四人の典侍に 四内侍と 四乙下 添えて 月の宮 セオリツ姫を 御后と に収めて』28文
『みな織り綴り 操立つ これを暦の 瓜生月 故 還国の 君と称えり』ミ4文

  

  

コヱウチ

→ 語義
  

還内。

天の環の中心。中三座。 全宇宙の中心・源。
よってアマテル神のいる所がコヱ内ということになる。
  

大御宝の 気も安く ヤスクニ宮と 称えます 八万年経て 還内の イサワの宮に 御座します』

  

  

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