コヱクニ・コヱクニノカミ

→ 語義
  

籠結国。籠結国の神。
「蚕の繭糸を結う国・絹織物の国」の意で、央国(多賀の国)の別名。皇籠の里ともいう。
「籠」は「蚕・繭」と同じ。

コモリ14女のアサ姫とその夫ツエ多賀の国を治めていて、通りがかったコモリから、蚕の籠(繭)から作る糸を交差させて衣を織る方法を習う。アサ姫らは皇籠魂の神を纏り、民にも教えたところ国中に普及した。これにより籠結国と呼ばれるようになる。また皇籠魂(クシヒコ)を  「籠結国の神」  と称え、籠結国は皇籠の里とも呼ばれるようになる。
  

滋賀県彦根市竹ヶ鼻町、都惠 (ツエ) 神社
  

皇籠魂の 神を祭りて 五座治し 衣 差し作り 経緯の 道 教ゆれば 八方通り 籠結国の守 皇籠の里 籠交ひ得るなり』24文
『布の園は ヲコヌの尊の 子 介ひ[籠交ひ]して 名も籠結国[肥え国]の 富園 得るなり』フ044

  

  

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