ヱミシ・ヱゾ・ヱミス・ヱビス

→ ゑみしゑそ → ゑみすゑひす
  

  1. 蝦夷。夷。戎。 ヱミス → ヱビス → ヱミシ → ヱゾ。
    辺境。辺境の者。劣る者。辺境の粗人。
      
  2. ツカルヱミシ(津軽蝦夷)。 
    シマツミチヒコ
    降伏後の津軽 (日隅・島津) の国名。
      
  3. 恵比須。恵比寿。(笑みす)。
    いわゆるヱビス様。クシヒコを指す。  → イメージ

  

『四道の エビス平け に告ぐれば 国安ぐ 秋 タタネコに 折れ枯れの 結解く纏りを 箸塚に なせば輝く 宣りの市34文
『総てヱミシの 地 肥えて 服わざれば 取るも良し」』38文
諸集め 宣給わく "ホツマヱミシ 掠めると 誰人遣りて 平けなんや"』39文
『時に 矛を持ち "我聞くヱミシ 宗凌ぎ 粗長も無く 村君ら あひ冒し彫る"』39文
『山荒し 佞まし者や ちまた守 中にヱミシら 女男交ぜて 道欠けて 穴に住み 穢肉を食みて 毛衣 着』39文

『恵み忘れて 仇をなし 弓も良く射る 立ち舞いも 類 集めて かくれんぼ 野山を走る 技を得て 陽陰和る道 服わず』
39文
ヱミシの族 攻め上る 裾野に出会ふ ヤマトタケ ヱゾら欺き』
39文
"野の鹿が 活き鑽り立ちて 踏みしだく 楉結ひして 道を知る 望み回りて 狩り給え" 君は "実に" とや 行き回む
39文
野を焼きて 欺けば 知りて鑽火の 向ひ火に 火水の祓 三度宣る 風 吹き変り 西煙 仇に覆えば 草を薙ぐ』39文
『燃え草飛びて 仇軍 焼き滅ぼせば 焼つ野や 剣の名をも 草薙と 足柄山に 迫め到る』39文
相模の小野の 城攻めを 固く守れば 仇輩 四方に焚木を 積み上げて 七十日 日照りに 火攻めなす 乾き燃ゆれば』39文
タツタの守の 現れて 熟聳池の の雨 降り火を消せば 宮軍 勇みてを 半ば討つ』39文

タケヒは先に 相模より ヱミシの土産  持ち上り に捧げ 悉く 纏らふ形 申さしむ』39文
伊勢に添え入る ヱゾ五人 敬いあらず ヤマト姫 咎めへ 進め遣る』40文

ヱミシらは 人心無く 置き難し ままに分け置く 播磨安芸 阿波・伊予・讃岐 佐伯部ぞ』
40文
『その時に 西に侍ふ ヒルコ宮 皇子ヱビスの 謹みて 音声の初の 御教えを 聞かまほしげの 乞ひ願ひ』ミ和字
『延の縄の 釣はヱミス
(クシヒコ)の 程々に 鮎[天]と[尊]との 富ぞ招ける』フ064

   

  

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