タツタ

→ 語義
  

竜田 (立達・竜)。

1.達したるさま。頂点。極み。

の子は 千年 海に棲み 立達知る 千年 山に棲み 立っ振ると 千年 里に棲み 付く離る 三生き悟りて 君となる』26文

 
2.達したるもの。タツ(竜)。 

『もしも火災の あらん時 タツタ姫の神 現はれば たとひ炎に はたるとも タツタに鎮め 除くべし』22文

  

  

タツタノカミ

→ 語義
  

  1. タツタ(竜)の神。 =タツタ姫
    を治め操り、立つ波を鎮め、火を消す。(竜は水をあやつる能力を持つ)。  
    家の敷居(鴫居)と鴨居に据える。

    『水鳥の 火の鎮めなす 鴫鴨居 ここにタツタの 神 結ます』21文
    『祈る火水の 清祓 タツタの神の 現れて 熟鋭池の の雨 降り火を消せば』39文

     
  2. タツタ(竜)の尊。 =竜君・コノシロの竜ミソロの竜
    海・山・里の三生きを悟って満ち至った極限のが、タツタの尊だという。

    熟鋭の竜の タツタの 尊の如 熟鋭池の ミヤコ鳥 ラハ菜投ぐれば 束群れる 鳥たすきとて 衣に埋ます』24文
    『いま一つ  妹背を和ば 人生き 悟る 三つ知れば 竜君 如く 神となる』26文

      

奈良県生駒郡斑鳩町龍田、龍田 (タツタ) 神社

  

  

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