ゑひす  ヱヒス  wehisu
えひす  エヒス  ehisu

  

【恵比須・恵比寿】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
 ●<人名> 笑みす顔 (心が潤ってほころぶ顔) のクシヒコ

『そのときに にしにさむらふ ひるこみや みことゑひすの つつしみて』ミ10

 
「ゑひす」の名詞化。
「ゑひす」は「ゑふ(熟ふ・笑ふ)」と同義語「ひす(秀す)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「ゑみす」「ゑゑす」「よみす(嘉す)」

 
 

【夷・戎】
負の方向に離れるさま。僻地に住む未開の蛮族。

『そひうつき そむかよみちの えひすむけ きみにつくれは くにやすく』ホ34

 
「えひす」の名詞化。
「えひす」は「えふ(穢ふ)」と同義語「ひす(卑す)」の合成。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:ゑみし(蝦夷)」「ゑみす(蝦夷)」「い(夷)
類語:
ゑそ(蝦夷)」「あらひと(粗人)

  

11/04/04

  

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