アスカ

→ 語義

  1. 翌時。翌日。 急ぐさま。早いさま。至急。即時。 避ける・祓うこと/所。

    カグヤマも言ふ "隈野 成る 翌時 移せば 好き例し 既に極まる"』20文
    三種の受けを 天に答え に納むる その飾り 八幡あり その翌日 大御宝に 拝ましむ』24文

  2. クシタマホノアカリ(テルヒコ)が大和に入り、初めイカルガ峰に宮居するが、その翌日シラニハ山カラスが飛ぶのを見て隈処だと思い、コモリカスガの反対を押しきってアスカの宮に移る。

    イカルカの 宮に移りて その翌時 高殿四方を 望む折 白庭山に カラス 飛ぶ  隈野と思ひ 宮遷し』20文
    『飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去なば 君が辺りは 見えずかもあらむ』万一
    ムラクモ の 御供に アスカに侍る タチカラヲ 親の後とて ここにあり 恵りの御供  請ふ故に ムラクモ召して 御言宣』24文
    『故はアスカを 落ちた時 を忘れず この故に 御孫に召され 忠 なせば 遂に鏡の 臣となる』28文
    『昔 天地照る 守御子 斎船に乗り 天下り アスカに照らす』29文
    『それの君 アスカを討ちて 国を盗る 神に違えり 故 平れず 今 また来たり 盗らんとす これも神かや 皇君よ』39文
    アスカの ナガスネが  盗めども アスカ君 正さぬ故に "乗り下せ ホツマ方 平む 天下 斎船" 万に謳ふ』39文

 

 

アスカカワ

飛鳥川。明日香川。
クシタマホノアカリはイカルガの宮から飛鳥の宮に遷り、その周地に飛鳥川を掘って禊する。 
後に今度はハセ川を掘リ、その土でアスカ川の川岸を埋めて田にした。

★飛鳥川は、現在は奈良県高市郡高取山に発源、明日香村に入り北流、大和川に注ぐ川。
★『君により 言の繁きを 故鄉の 明日香の川に 禊しに行く』万四

『諸 議り 遂に移して アスカ川 に堀りて  なすかな』20文
アスカ君 カクヤマ 写し 宮の名も ハセ川 掘りて アスカ川 縁を田となす』24文
スガタ姫 君に申さく「これ悪ろし 昔 クシヒコ 諌めしを 嘲る穢れ なす これを捨つれば また穢れ 何神あり」と』24文
アスカ川 オオヤマスミは これ 写し サカムの小野に 新田 成し の木 植えて マウラ守 代々 "橘の君" となる』24文

 

アスカノミヤ

飛鳥の宮。明日香の宮
ニニキネ
の兄クシタマホノアカリの座す宮。 またその宮の主であるクシタマホノアカリ本人のこと。 
イカルガ宮に落着いたその翌時(アスカ)、シラニハ山(後の天香具山)にカラスが飛ぶのを見て隈処だと思い、一年も経ずにコモリ・カスガの反対を押しきってアスカ宮に移る。 後にカグヤマ宮と改名。

『孫 ホノアカリ カグヤマの アスカの宮に 御座します 弟 ニニキネは 新治 成す』
『この日 アスカの 宮代人 フトタマをして 祝わしむ』
21文
イセより発ちて アスカ宮 これより水の 西宮 まずカンサキの 大井 掘り マナヰに至り  納め24文
ツクシより シカド 請ふ故 カンタチを モノヌシとして ハテツミと 共に三十二を 治めしむ』27文
故にツミハを コトシロと アスカの宮に 侍らしむ』27文
『時にアスカの 宮 罷る 母 チチ姫は 後の世を イセに侍れば 大御神 を同じくす』27文
『御子オシヒトも 三十万端 治めて 御子の ホノアカリ 十種宝に 駆け回り 空回つ大和 アスカ宮28文
日の神 ここに 道 学ぶ 故 日高みぞ 天の御子 チチ姫と生む 御子 二人 兄はアスカ宮 弟はハラミ39文

 

アスカノカミ

飛鳥の神。明日香の神。
クシタマホノアカリ贈り名

ニギハヤヒ君 喪に入りて シラニワ村の 御墓なす 後に十種の 譲り受け 年巡る日も 喪に入りて アスカの神と 祭るなり』27文

 

アスカヲキミ・アスカキミ

飛鳥央君。明日香央君。 
オシホミミ
が罷るときにクシタマホノアカリをこれに任じる。 同時にニニキネハラの央君に任じた。 後にはカグヤマ央君と改名。

われ  老い ひたる 故  今より兄も 名はヤマト アスカ央君と ハラ央君24文
アスカ君 カクヤマ 写し 宮の名も ハセ川 掘りて アスカ川 縁を田となす』24文
スガタ姫 君に申さく「これ悪ろし 昔 クシヒコ 諌めしを 嘲る穢れ なす これを捨つれば また穢れ 何神あり」と 諌むれば』24文
『先に御子 無く カグヤマが アメミチ姫を ゑゑなして 兄 タクリが子 タクラマロ 猶子となせど』27文
ハセ姫は 頓と憎みて 棄てさしむ  また怒り ハセを棄つ』27文
アスカの ナガスネが  盗めども アスカ君 正さぬ故に "乗り下せ ホツマ方 平む 天下 斎船" 万に謳ふ』39文

 

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