チヰモ

→ 語義
  

千五百。 

  1. ヤス国にある村の数。千五百村。
      
    『尊孫の 千五百氏ある その中に 陽陰の道 得て 人草の 嘆きを和す 尊あらず あらねばも 尽きんかと』4文
    ミソギに民の 調ひて 弥和通る 葦引きの 千五百の生田の 瑞穂 成る』5文
    和の教えに かかんして のんアワ国は てんヤマト5文
    千五百の葦も みな抜きて 田となし民も 賑えば ヰヤマト通る ヤマト国』23文
    『生みて教える 調の道を 受けて治むる 千五百村 調の道 通り 大年の 瑞穂得るなり』23文
    『日上し所は "日高み" よりぞ 治まりし そのヤス国の 千五百村 みな頭あり 今これを 合せて三千の 守 治む』23文
      
      
  2. イサナミが日々殺すと言った千頭に対して、イサナキが日々生むという頭(かうべ) の数。
    頭とは、トの教えを民に施す臣を指す。
      
    黄泉辺境 言立す イサナミ 曰く "麗しや かく為さざらば 千頭を 日々に縊らん"』5文
    『イサナギ
    も "麗しや 我 その千五百 生みて誤ち 無き事を 守る"』5文
    イサナミ曰く "誤たば 日々に千頭 殺すべし" イサナギ曰く "麗はしや 千五百の頭 生まん" とて』23文
      
      
  3. ヤソキネの子供の数。
      
    クヱヒコが "カンミムスビの 千五百子の 教えの結ひを 漏れ落つる スクナヒコナは これ" と言ふ』9文
    『故昔 タカミムスビの ヤソキネと 千五百の子らに 教えには ト下和宮 還の道 身を全くして 永らえり』ミ4文

  

  

チヰモアキ

→ 語義
  

千五百秋。 
ヤス国の千五百村の収穫。
  

『時により 二尊に "ツボは葦原 千五百秋 汝 用いて 領せ" とて 経と矛賜ふ』2文
和の尊 嗣無く 政 尽きんとす 故イサナギに 宣給ふは』23文
『"豊葦原の 千五百秋 瑞穂の田 あり 汝 行き 領すべし" とて 経と矛と 授け賜る』23文

  

  

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