ミシマ・ミノシマ

→ 語義
  

三島。三島溝咋。
コモリ
の第11男。 =ミゾクイ(「溝をつくる者」の意)
ニニキネ
の八島巡りに御供し、ヲウミ高島のクマ野ヨロギ野を田にするため、弟のオオタと共に池・川を掘る。
三島神社の「三島」の名は、この人に由来すると思われる。
  

滋賀県高島郡安曇川町三尾里、箕島 (ミシマ) 神社
大阪府高槻市三島江、三島鴨 (ミシマカモ) 神社
大阪府茨木市五十鈴町、溝咋 (ミゾクイ) 神社
静岡県掛川市初馬、阿波々 (アワワ) 神社
  

【三島】ミシマ −広辞苑より−
大阪府北東部の郡。古代、三島県(あがた)の地。今、島本町のみを残すが、もと摂津・吹田・高槻・茨木などの諸市域にわたった。

  

                         ┌────────┐
                         ├タケフツ    ├チシロ
                         ├ヤサカヒコ   ├ミノシマ(ミゾクイ)
                         ├ナラヒコ    ├オオタ
                         ├コセツヒコ   ├イワクラ
                         ├チハヤヒ    ├ウタミワケ
                         ├ヨテヒコ    ├ミコモリ
                         ├ヨシノミコモリ ├サギス
タカキネイクタマ─??─スヱツミイクタマヨリ姫 ├ツミハ     ├クワウチ
                  ┃──────┴カンタチ    └オトマロ
 ソサノヲオホナムチクシヒココモリ
                  ┃──────┬モトメ     ┌トヨリ姫
    シラヤマ姫─??─アチハセシラタマ姫   ├タマネ姫    ├アワナリ姫
                         ├イソヨリ姫   ├ワカネ姫
                         ├ムレノ姫    ├ハザクラ姫
                         ├ミハオリ姫   ├アサ姫
                         ├スセリ姫    ├ムメチル姫
                         ├ミタラシ姫   ├ハモミ姫
                         ├ヤヱコ姫    ├ミチツル姫
                         ├コユルキ姫   ├シモト姫
                         └────────┘

  

             ┌オオタ────────────────ミラ姫
             │                    ┃
             ├ミシマタマクシ姫 ┌クシミカタマ──┐┃
             │     ┃────┼クシナシ    │┃
             ├────ツミハ   └タタラヰソスズ姫│┃─アタツクシネ
クシヒココモリ     │                   │┃
      ┃──────┴カンタチ               │┃
スヱツミイクタマヨリ姫   ┃────フキネ    (養子)┌──┘┃
               ┃     ┃        ↓   ┃
      フナツ─────フトミミ   ┃────────クシミカタマ
                     ┃
              サシクニ──ワカメ

  

『七はナラヒコ ヤサカヒコ 九はタケフツ 十はチシロ 十一はミノシマ 十二オオタ10文
『到るタカシマ ささなみの 桜も好しと 折り髪挿し 隈野蹌踉野 田にせんと オオタミシマが 池・川 成す』24文
ムメヒトは ハラに留まり 政事 コヤネ預り モノヌシは 供なす故に ミゾクイを 副モノヌシと ハラの守り』25文
ホツマ方は カシマオシクモ ヒタカヒコ ミシマミゾクイ ハラ宮に 百上県の モノノベと 豊かに治む』27文
『姉タマネ姫 ハラ皇君 になして ミゾクイが イクタマ典侍 イクヨリは 内侍となれど』27文
『"ハラカラ" なれば 西東 通ひ勤めて 要 占む』27文
『名もツミハ八重 コトシロが ミシマに到り ハラに行き またミシマより 伊予に行く』27文
『ついに因みて ミゾクイの タマクシ姫も 孕む故 ワニ乗り 阿波へ 帰る内』27文
『生む子の斎名 ワニヒコは クシミカタマぞ 次の子は 斎名ナカヒコ クシナシぞ 青垣殿に 住ましむる』27文

  

  

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