モトモリ・モリノカミ・モトツカミノタエモリ

→ もともりたえもり
  

元守。守の神。元つ神のタエ守。
天元神が生まれる人に留める守。またそれが宿る根の六臓をいう。 =天元の差使・差使

人は世に生まれる時、天元神がその人に守 (もり) を付ける。この守を「元守 (もともり)」あるいは「天元の差使(あもとのさをしか)」と言う。元守は16万8千のモノと魂と魄を結い合わす(霊の結・霊の緒)。これにより人は世での生命を得るという。 
霊の結は16万8千のモノや世に生きた経験が添うことによって、人間性が形成される部分。
元守は人の行動や心境を、逐一天元神に報告する。

そしてどうやら元守は人体の五臓六腑 (根の六臓魄の根心派の六端) に宿るらしい。
五臓六腑はミヤビを介して中子と連絡しているので、両者は不可分一体となっていて、一方の盛衰は他方にも影響を及ぼす。中子の神性に反する思考や行動は、五臓六腑の衰弱となって現れ、五臓六腑の衰弱は中子を曇らせる。逆に中子の曇りを除くには、五臓六腑を養生すれば良いわけである。
  

★ < QuantumLeap 3QA >
Every emotion and every bit of consciousness or awareness that is held within is stored somewhere in the physical vessel that you carry around. Emotions like love, of course, are directly related to the heart, and you've stored all of these energies in the heart.

  

十六万八千の モノ 添ひて 人 生まる時 元つ神 そのタエ守が 種下し モノと魂・魄 結ひ和す』14文
六月 乾き 臍の緒へ 霊汁通れば 身を養す 霊汁煮られて 五つ色の 埴もて付くる 守の神14文

『謹みて アマノコヤネが 元守を 請えばまた 豊 御言宣』17文
『曇り錆び 奪わる中子 磨かんと ヤタの鏡に 向かわせて 磨く器は 元の守17文
中子の形 鏡ぞよ 人見ぬとても ぬすむなよ およその人は 知らねども 穢 現るる 元の守17文
『胸清く 身は垢付けど 差使が見て 陽陰に告ぐれば 差使の 八つの聞えに 洗われて いのれもがもと』28文
裳裾の 民を撫でつつ 差使の 清きに神は ありと言えき』28文
『親つモノ 十六万八千と を得て』ミ6文
『人生まる時 神とモノ 魂・魄 結び 霊の結と 五臓六腑も その上の 十四経 備え 人と成す』ミ6文

  

  

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