イスキウチ

→ 語義
  

濯ぎ打ち。

  1. 「言葉を濯いだ(直し調えた)五弦の琴」という意。 =ヰスコトヰススキ

    この琴の音に合わせて二尊は、民に「地のアワ歌」を教え、乱れた民の言葉を直し調えたことに因る。
    地のアワ歌は別名「声直ぎ (こえすぎ)」「直言の歌 (ただことのうた)」とも言う。
    イスキ打ちは、ススキに霰が当って妙なる音を出したのを見て、タケコが創ったという説話もある。
     

    五筋琴は 五方に響く 音を分けて 地のアワ歌を 教ゆれば 言の根通る 濯ぎ打ち9文
    ワカ歌の クモクシ文は オクラ姫 授けて名をも シタテルと なしてワカ国 タマツ州 年稔神と 称えます』9文

  2. ススキ(薄・芒)打ち。
    霰がすすきを打つさまを見てタケコが造った琴。 イスキススキ(濯ぎ・薄・芒)
     
    『時に霰の 芒打つ 異に響きて 妙なれば この映を写し 琴造る 名もイスキ打ち 終う身も 名はイスキなり』28文

 

  

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