フタミノイワ

→ 語義
  

二見の岩 (直見の岩)。 
現・伊勢市の北東、立石崎の沖にある夫婦岩。

マフツの鏡は、セオリツ姫が二見浦の岩上に置いて、皆が何時でも見られるようになっていたらしい。
  

■「二見の岩」は、伊勢の二見浦にある夫婦岩だと思うが、現在ここにマフツの鏡は存在しない。
いずれかの時代に、何らかの理由により、日前国懸神宮に移されたものと推測する。

  
『人成る法の 御鏡を セオリツ姫の 持ち出でて 後のハタレの 人と成る マフツの鏡 見るために フタ見の岩と』8文
『弥々あら潮の 八百会に 浸せど錆ぬ 神鏡 今永らえり』8文

  

  

フタイワウラ・フタミガタ

→ 語義
  

二岩浦。二見潟(直見潟)。 
フタミの岩がある海岸。
伊勢市北東の海岸。 ここはイサワ宮に近く、アマテルもここでしている。
  

★二見浦(ふたみがうら) は、五十鈴川本流と河口近くで分れた支流に囲まれた、三重県東部の度会郡二見町の海岸で、伊勢神宮に奉仕する者、参拝者の禊場で、古来歌枕としても知られています。立石崎の沖には、注連縄を張った夫婦岩があり、二見浦の沖に沈む猿田彦命の霊跡という興玉神石の岩門とされ、これを通して日の出を拝む風習が盛んです。
★ます鏡二見の浦にみがかれて神風きよき夏の夜の月(定家)
  

三重県度会郡二見町、二見興玉 (フタミオキタマ) 神社
  

『またハタレ 日隅ヒタカミ 橘山下 二岩浦に 継ぐ告げ(黄楊)の   櫛の歯 挽けば 諸守は タカマに議り』8文
天地も 和けき時に 和照らす 神の御幸の フタミ潟 潮を浴びて なす』15文

  

  

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