オシホヰ

→ 語義
  

忍穂井 (終)。 
藤岡山の麓にあり、ここでオシホミミが生まれる。
  

■オシホヰは、井戸名や固有地名ではなく、「押し迫った所・どん詰まり」「果て・際・限・岸」というような意の普通名詞のようだ。『おしまい』に近いと思う。
よって "ふちおかあなの おしほゐ" は、「縁丘 (国境付近にある丘) の麓の、国境ぎりぎりの場所」というような意だと思う。「オシホミ」も同義だが、そちらでは場所と時の両方を表している。
  

三重県伊勢市豊川町、豊受大神宮所管社、上御井 (カミノミイ) 神社
  
  

ムカツ姫 フチオカ端の オシホヰに 産野の耳に 生れませる オシホミの御子 オシヒトと 斎名を告れて』6文
『母は日の前 向ツ姫 斎名ホノコの 産宮は フチオカ耳の オシホヰに 生れます御子の 乳にむせぶ』11文

  

  

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