ノツチ

→ 語義

  

野椎・野槌 (野治)。
野山に棲む生き物を守り治める自然神。
  

滋賀県野洲郡野洲町三上、御上 (ミカミ) 神社
  

★伝承では、胴の無い蛇とだけあり、その大きさは不明ですが、野槌の子とされるツチノコが普通の大きさの蛇と変わらないことから考えると、一般の蛇よりは大きいようです。野槌の正体については、草刈りで草と一緒に胴を切られた蛇が頭と尾をつけて妖怪になったという説、生前に世俗の欲に捕らわれ仏法を外れた僧の化身、あるいはイザナミとイザナギの娘で山野の霊の産みの親である草野姫(かやのひめ)という神の化身だ、などといろいろな説がある。しかし、現在伝わるその性質は獰猛で、人を襲って食べたり、野槌を祀る祠のある禁域に入れば殺されるなど、という説が残る。
★『古事記』鹿屋野比売神の別名。

  

イサナギ┐
    ├┬ヒルコ
イサナミ┘├ヒヨルコ
     ├ヤマト秋津洲淡路島伊予阿波二名隠岐三子筑紫吉備の児・佐渡 大島
     ├ククノチ
     ├茅の姫
     ├野槌
     ├アマテル
     ├ツキヨミ
     └ソサノヲ

  

『生みて 海・川 山の幸 木祖ククノチ 茅の姫 野槌も生りて』3文

  

  

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