ニシキド

→ 語義
  

丹敷戸畔。     トベ
ニシキ県の県主。
神武東征の折、イソラに憑かれるニシキドは、アラサカ付近で汚穢を吐いて一行を拒む。 
この汚穢で東征軍は眠らされてしまうが、タカクラシタが持ってきたフツノミタマの剣によって目が覚める。
  

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜ノ宮、浜の宮大神社 (ハマノミヤオオミワシャ)
  

皇御子も なく 行く荒坂に イソラ和す ニシキド拒み 汚穢吐けば  みな疲れ臥し 眠る時』29文

  

  

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