イハワレ

→ 語義
  

磐余。
奈良県桜井市南西部、香具山東麓一帯の古地名。高座山(=三輪山)の麓。 
ここに兄シギの軍が神武軍を阻止しようと道を塞いでいた。 
ニギハヤヒ
の帰順後、神武とニギハヤヒはイハワレの仮屋に入り、土蜘蛛 (帰順を拒む国守) 討伐の方策を練る。 
カンヤマトイハワレヒコ
の名はこれに因むと思われる。
  

★『書紀・旧事』磐余邑(イワレムラ)
★磐余は現在の櫻井市中部から橿原市中東部にかけての古名であり、三輪山と香具山との間に広がる地域である。
★今日、磐余の名を存している所は甚だ少なく、桜井町の南、寺川に架けた橋の一つに「磐余橋」があり、その西北に磐余の町名が残っている。橋を渡った所の小丘を東光寺山または「磐余山」というほか、真菅村の中曽司にある「磐余神社」ぐらいであるが、初めて「磐余邑」と名付けられた地は、今日の安倍山辺りから西方へずうっと広い地域であろうと思われる。
『つのさはふ 磐余も過ぎず 泊P山 何時かも越えむ 夜は更けにつつ』万三
 『つのさはふ 磐余の道を 朝さらず 行きけむ人の 思ひつつ … 』万三
  

高座山の 麓には 兄シギが軍 磐余の 要に寄りて 道 塞ぐ』29文
は本より クニテルの 忠を映し見 磐余の 籠屋に方を練り 年越えて』
29文
『神寄りに名も カンヤマト イハワレヒコの 和君と』29文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】