アメハレテ・ハレテ

→ 語義
 

陽陰晴れて。晴れて。
「陽と陰(日と月) が和合・調和して」の意。
これは「陽陰の巡りの蝕み」が直り治まることを意味する。

ホツマにおいては、汚穢隈の発生の根本は陽陰の不調和によると考えられている。
したがって「陽陰晴れて」は「汚穢が祓われて」「雲が払われて」の意味にもなる。
また陽陰和合ということから「男女が和合して・結婚して」の意味にも使われる。

ヤスカワの シタテル姫と 陽陰晴れて』1文
天が下 和して恵る 日月こそ 晴れて明るき 民の父母なり』7文

陽陰晴れて 敬いもふす 貴霊寄り 清郷に屹く 宮の名も 'クシイナタ' なり サホコ国 代えてイツモの 国はこれ』9文
陽陰晴れて 和かに御幸 遊びます タカマは万の 国形 これオノコロと にこ笑みて 中の巌に 御座します』18文
日の神の 嗣得て植ゆる 君は今 若きタケヒト 思わねば 陽陰の蝕み 晴るる時 苗 生え無んや"』28文
『去年より続き 陽陰晴れて 一月二十八日 み雪降り  ソリに召し 行き到る 相模の館に 入りませば』39文

 

 

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