わけ  ワケ  wake

  

【(和け・判け)・訳】【分・別・湧】
 合わせ。治め。関わり。謂。故。理由。

『いまきくすすか わかゐみな きみたまわれと わけしらす またときたまえ』ホ13

 ●治める者。主。

『ふそまふゆ うむみこやまと をしろわけ いむなたりひこ』ホ36

 ● 離れ。分け。分け前。区別・区分。発生。派生。 離反。背叛。

『またつよく ねかえはいかる とものおみ せまるおゑらみ わけかえす』ホ17
『うつきねすせり きたのつに ゆきてをさめよ いささわけ あれはむつめよ』ホ25
『そのわけときて まつろわす いささわけえは ひこさしま こしくにおたす』ホ32
おひわけに きひたけひこは こしちゆく くにさかしらお みせしむる』ホ39
としわけのよは まめおいり みなおにやらふ』ミ7

  ●分かれ。湧き。派生。子。子孫。 =わこ

『かまはたとへお きさきとし いわつくわけの みこおうむ いむなとりひこ』ホ37
『かりはたとへも みをやわけ ゐいしたりひこ ゐたけわけ みたりうむなり』ホ37
『またあへここと たかたうちうむ たけこわけホ38

  ●区分した地、またその領主。 あかた(県)くに(国)あかたぬし(県主)くにつこ(国造)

『はやすいと よるあまおふね あひわけか とえはくにかみ うつひこそ』ホ29
『よしのをのゑの ゐひかりも いわわけかみも いてむかふ』
ホ29
あめひわけ いせのくにつこ あたねかみ かものあかたし』ホ30
おおたんやわけ かふりみは つるきささけて とみそたり』ホ40

 
わく(和く/分く)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・寄る・比べる・計る」、裏を返して「B: 離す・分ける・区切る・背く」などの意。

  

09/12/15

  

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