のり  ノリ  nori

  

【(和り・稔り・平り)・乗り・載り・祈】【糊】【法・則・典・範・矩】
合わせ。付き・添い。結び。和し。現れ。表し。匹敵。擬え。構成。

『したてると なしてわかくに たまつしま としのりかみと たたゑます』ホ9
『やなきあやなる はなかたは ゑかきまのりに あてうつし』ホ23
かみのりかゐは くろまめと うむきとすめと ななのよね かゐにかしきて』ホ38
『しむのもちほき ゐきめたま おくるはすゐゐ ゑなかのりミ9
『あわうたは やつのかたちに むつのりの つねのさとしお くりかえしてよ』ミ10

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  ●和平。調和。秩序。

『ほこなきゆえは すなほにて のりおまもれは ほこいらす』ホ23
『おれかれの をとくまつりお はしつかに なせはかかやく のりのいちホ34

  ●則るもの。教え。模範。目標。立て(経)。道筋。方法。制度。システム。

『あわなきは ねのしらやまと ちたるまて のりもとほれは』ホ2
『いもをせは やもよろうちの わかちなく みなあめつちの のりそなふ』ホ13
『いんしあまかみ ほしとなる これはのりなす』ホ13
『かすかとの たまかえしなす おくのりも こやねにさつく』ホ16
『つねにおもえよ あまのりお ゑてみおをさめ たかやして』ホ17

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  ●乗ること。乗物。 特に馬。また乗り法 (乗馬に関する法)。 道のり。

『しまつはこまお のりはなち ことほきをゑて にしひかし』ホ11
『よめいりの そのさきのりの あまかつそこれ』
ホ12
のりのりひとぬきまのあや』ホ191
『たけもののへら あれいつの のりゆみわさに よこしまお のそけは』ホ191
『くにひろく よもみものりの つちこえて たみゆたかなり』
ホ34

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  ●祈り。心を合わすこと。同調すること。

かみのり とほりてそ あめのみをやの まなこより もるるひつきと』ホ4

  ●斎名の「のり(和り)」。 名に合わすもの・添えるもの。

『ゐみなには たらによつきに なとのりと あわせよつなり』ホ4
『きねとひこ うしものりなり』ホ4
『めのなみつ をのなのりよつ たたゑなは いくらもつけよ』ホ4
『ひかりかかやく わかひとの をしてはみこの ゐむなのりミ逸

 
のる(和る)」の名詞化。

 
 

【宣り】
めぐらすこと。往き来させること。伝え。知らせ。広めること。

『わかひめの うたもみやひお かえさしと もふせはきみの みことのりホ1
『これとこたちの ことのりと ほらおとさして かくれます』ホ6
『もろゆるさねは かたのかみ ななたひちかふ のりこちに』ホ8
『ときにあめより にいとりの ひとはおつれは あまつのりホ16
『はしらにまつる ゐくらのゐ としのりたまめ むわたのな』ホ21
『いさきよかれと かんほきに ほきのりなせる かなきゆひ』ホ22

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のる(宣る)」の名詞化。

類語:「ことのり(言宣)

 
 

【祝・乗り・(熟り・成り・実り・伸・延)】
D: 正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『したてると なしてわかくに たまつしま としのりかみと たたゑます』ホ9

  ●延び。 長さ・距離(の単位)。

『くにひろく よもみものりの つちこえて たみゆたかなり』ホ34
『そのみちのりは つくしより きたえふちのり うみへたて しらきのつさそ』ホ34『つきはおもくて そみのりお おくれひにあふ ついたちそ』ミ6

 
のる(熟る・伸る)」の名詞化。

 
 

【箆入・(和り・乗り)】
収容。

ちのりゐものり ひちにつけ ゆはすおふりて つるきもち』ホ7

 
のる(和る・乗る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・入る・収まる・留まる」などの意。

 
 

【海苔】
平らしたもの。
(海苔は乾かして塩を採取するのが主目的で、食品としての用途は副次的なものだったらしい)

『かたしおとりて さかなのり おなしみちして みやにいる』ホ11

 
のる(平る)」の名詞化。
ここでは「平る/平らす」の意。

類語:「のし(伸し)」

 

10/06/11

  

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