ミケイリ

→ 語義
  

三毛入野命。 
タマヨリ姫
白羽の矢によって生んだ子。初め出雲の御子と呼ばれた。 
タマヨリ姫と共に宮内に召されウガヤの子となる。 
神武東征に随伴し、イワタテの沖で遭遇した暴風雨にて死亡。

  

         タケイワタツ──アソ姫(内侍)
                  
オホナムチクシヒココモリ──┬モトメ(典侍)
                │ ┃       (タケツミの妻に下される)
                └イソヨリ姫(内侍)─…─…─…─…─…─…┐
アマテルオシホミミニニキネ┐  ┃                  │
               ├─ホオテミ  ヤセ姫 ┌ヰツセ      :
  カグツミマウラアシツ姫┘  ┃     ┃──┘         │
                  ┃──ウガヤフキアワセズ       :
                  ┃       ┃          │
カナサキ───??───ハテツミ─┬トヨタマ姫(内宮) ┃───┬イナヰイ  :
                │         ┃   │      │
                └カモタケツミ   ┃   └カンタケ  :
                   ┃────タマヨリ姫        │
                 イソヨリ姫    ┃──ミケイリ    :
                  ↑     白羽の矢         │
                  │                  :
                  └…─…─…─…─…─…─…─…─…─┘

  

山口県熊毛郡熊毛町大字呼坂字勝間、熊毛 (クマゲ) 神社
山口県柳井市大字伊保庄近長、賀茂 (カモ) 神社
三重県熊野市甫母町607番地、阿古師 (アコシ) 神社
  

■ミケイリとはヰツセの食の用を足すために宮に入ってきた御子と言う意味らしい。
  

『ある日また出で なす 白羽の矢来て 軒に刺す の穢気の 止まりて 思わず男の子  生み育つ』27文
『三つなる時に を指して "父" と言う時 矢は昇る ワケイカツチの 神なりと 世に鳴り渡る』27文
御子を  諸守乞えど 頷かず タカノの森に 隠れ住む ワケイカツチの 祠成し 常に御影を 祭るなり』27文
ヤマクイをして 召す時に 上れば 見給ひて 氏名を問えば 姫答え』27文
『親のタケスミ イソヨリが 名付くタマヨリ ハデが孫 子は父も無く 神生りぞ 父が無ければ 斎名せず 出雲の御子と』27文
『言葉も精し 透き通る 珠の姿の 輝けば 御言宣して 内局 ヰツセ養せば 御子の名も ミケイリ御子ぞ』27文
『諸御子も "然に いやちこ"と "先にヲシテの 答えつら  速やかに 御幸なせ"』
29文
ミケイリもまた 逆波の 海を恨みて 神となる』29文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】