イコマヤマ

→ 語義
  

生駒山。
河内草香アウエモロで戦備を整えた神武東征軍は、初め龍田の道で大和に入ろうとしたが、困難であったので、生駒山を越えることにした。そのクサエ坂ナガスネ軍と初戦を戦い合わす。 
この戦いでヰツセは肘を射られ、東征軍は八尾に撤退する。
  

【生駒山】イコマヤマ −広辞苑より−
奈良県と大阪府との境にある山。生駒山地の主峰。海抜642m。草香山(クサカヤマ)
  

★『書紀』膽駒山。
■「イコマ山」と「イカルガの峰」は同一、また「イカル」と「ヘクリ(平群)」も同一と見ている。
■奈良・京都・近江方面に向かう場合は、浪速の港(難波の御津)で川船に乗り換えて、川を遡りました。この場合は、ヤマアト川 (今の安治川・寝屋川あたりか?) を生駒山の麓付近までカモ船で遡ったものと考えます。
  

龍田の道は 並び得ず 生駒 越ゆれば ナガスネが 軍 起して "我が国を 奪わんやわ" と 孔舎衛坂 戦ひ合わす』29文
『"我は日の孫 日に向かふ 天に逆えば 退きて 神を祭りて 日の随に 襲わば仇も 破れん" と 皆 "然り" とて 八尾へ退く』29文

  

  

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