アワウミノアナムラ

→ 語義

近江の吾名邑 (アワ海の端村)。 
アワ海端の一区画」の意で、特定の地名ではないようだ。
アメヒボコ
が一時住む。場所については諸説あり。 

  1. 滋賀県米原市間田(はざまた)
      
  2. 滋賀県蒲生郡竜王町。 
    苗村(ナムラ)神社
    がある。
       
  3. 大津市に「穴太」が大字として残っている。 
    「和名抄」には「坂田郡阿那郷」の項に「近江国吾名邑」と記されている。 
    穴太駅が置かれ、駅馬五疋と記録がある。近くには200基以上の後期古墳群が存在し、韓人系渡来人の穴太村主が居住していたことが深く関連すると思われる。
      
  4. 滋賀県草津市穴村町。  
    安羅(ヤスラ)神社
    がある。

  

★『書記』
天日槍自菟道河泝之 北入近江國吾名邑而暫住 復更自近江 經若狹國 西到但馬國則定住處也 是以近江國鏡村谷陶人 則天日槍之從人也 故天日槍娶但馬出嶋人 太耳女麻多烏 生但馬諸助也 諸助生但馬日楢杵 日楢杵生清彦 清彦生田道間守也

  

許されば アメヒボコ 宇治川上り アワ海の 端村に住む また更に  若狭巡りて 住む但馬35文

  

  

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