ぬさ  ヌサ  nusa

  

【幣】
合わせ。結び。つなぎ。添え。供え。供え物。
 ●(人と神を結ぶ物実としての) 織物や紙などの供え物。

『ひとことぬしか てんなして かたきやすひこ ぬさくしてホ14
『まつかんさきの おおゐほり まなゐにいたり ぬさおさめ』ホ24
『たかにゆき ぬさおささけて みのにゆき あまくにたまの よろこひも』ホ24
『そよろとしへて いまかれに はこねにもふて ぬさささけ』ホ25

 ●「ぬさ」という名の植物(群)。

『なつはぬさ うみてぬのをり ふゆはゆき よりてゆふをり』ホ23

 
ぬす(和す)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結ぶ」などの意。

また「ぬさ」という植物(群)があって、その皮の繊維から作った糸で織った織物を「ぬの(布)」というらしい。

変態:「ぬし(主)」「のし(熨斗・熨)」
類語:「ぬの(布)」「ゆふ(結・木綿)」「にきて(和幣)」「みてくら(幣)

  

10/06/15

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】