なわ  ナワ  nawa

  

【(合・和・供・綯)】【(並・均・平)】【縄・苗】
1.合わせ。植え。結合。囲み。連続。継続。収まり。治め。平ること。縛り。規制。
2.合わすもの。縛るもの。囲むもの。つなぐもの。伝えるもの。

『あめにつくれは ををんかみ たまふかたすす わらひなわホ8
『わかちから よろにすくれて いかつちも なんちもひしく なわうけよ』ホ8
『かたまろか みなときゆるし わらなわお さわになわせて』ホ8
『ついにわらひの なわしはり なんちやつこと なすへきや』ホ8
『しくやすくらの あふみなわ まちにゐきあけ こころみて』ホ191
『ちみちのあふみ かなつくり かけはをさしの つりなわも ゐつきみしかく』ホ192
『いくめもふさく みもろゑに よもになわはり すすめおふ』ホ34
『たみなわしろに たねおまく やよいなかより かけろいて なえおいそたつ』ミ7
あのなわの みちもゐもせの なかうとも つよきもやわす あなわなりけり』フあなわ
『いのなわの ふみもとほれは いもをせも なかにたのみの いなわひくらん』フいなわ
ふのなわの まつりとほれは いもをせも なかにみちひく ふなわなりけり』フふなわ
へのなわの つりはゑみすの ほとほとに あゐとたゐとの とみそまねける』フへなわ
ものなわの のりはむかしの まつりこと ちなみもわさも ともにみちひく』フもなわ
をのなわの ゆうはさるたの つつまやか とりゐにほとお かくるかさなわフをなわ
すのなわの うむたまのをの ほしなれは あめのまつりも ほしやうむらん』フすなわ

 
なふ(和う・綯う・平ぶ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす」の意。

変態:「ぬの(布)」「なめ(嘗)」「なえ(嘗・苗)
類語:「つな(綱)」「つる(連る・蔓・弦)
「ひも(紐)」「つた(伝・蔦)」「を(結・緒)
派生語:「しめなわ(標縄・注連縄)」「わらひなわ(蕨縄)」「わらなわ(藁縄)」

 
 

【(離・放・投・退)】【(延・伸・熟)】
1.離れ。放ち。別れ。分け。区別。起り/起し。出発。
2.正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
3.正の方向に離すこと。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」こと

「なわ」は「なふ(離ふ・放ふ・投ふ・退ふ)」の名詞形。
「なふ」は、ここでは「放つ・発す・起る」、また正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に「離れる・離す」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

 
 

【萎】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま

なふ(萎ふ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:「なえ(萎え)

  

10/03/12

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】