あつさ  アツサ  atusa

  

【梓】
写し。写す木。版木。

『あめふたゑ あすすこよみと なおかえて あつさにほりて たてまつる』ホ28

 
「あつす」の名詞化。 
「あつす」は「あつ(当つ)」と同義語「つす(伝す)」の合成で、
うつす(写す)・わたす(渡す)」などの変態。
ここでは「A: 合わす・似せる・写す」などの意。

「梓」を版木に使ったのではなく、版木として用いたから「梓」なのである。

変態:「うつし(写し)」「わたし(渡し)」

 
 

【厚さ・篤さ・暑さ・熱さ】
正の方向に離れるさま。またその程度。

『そのはしめ かしはおのいし なかさむた ははみたあつさ ひとたゐき』ホ38
『みことうけ きつむけかえる かみしつか まみえてほそち あつさたす』ホ40

 
あつし(厚し・篤し・暑し・熱し)」+「さ(如・然)」の合成。
「さ」は形容詞語尾「し」に代わり、あるいは「し」の後に付いて名詞化する。「さま」と同じ。

類語:「ふとさ(太さ)

  

10/02/24

  

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