をや  ヲヤ  woya
おや  オヤ  oya

  

【(老・熟)・親・祖】
D: 正の方向に離れるさま/もの。「上にある・勢い付く・先立つ・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま/もの

をやまとの みちはすなおに いつわらて ひとのことのは にゑにゆくなり』フをやま

 ●源流・上流に在るもの。祖先。

『とみかをや しいるいさめの おそれみに』ホ序
『ここにとをやの あまつかみ とくさたからお さつけます』ホ20

 ●親。養育者。親方。指導者。治める者。公方。元締。主。

『うみてうみかわ やまのさち きをやくくのち かやのひめ のつちもなりて』ホ3
『めはのらす ふたをやふたつ をにうけて こおうむゆえに』ホ4
『うちのしらひと こくみらか をやもおかして こもおかす』ホ8
『いゑおをさむは あになれと やめるかをやに かなわぬは』ホ13
『をせのたらちは うみのをや あけくれむへに うましもて をいにつかえよ』ホ13
をやのをしえに おきつひこ ふたたひとつき むつましく』ホ13
『わかみはきみと なるとても をやのめくみお かえさんと』ホ14
『おとろきわれは みちのおと こやねのをやも わかをやと かえものうけす』ホ16
をやかこお はらめはちたる ちちははは けにたらちねよ』ホ17
『ふたかみうけて をやとなり たみおわかこと そたつるに』ホ17
をやこころ こまこまあつき とのをしえ』ホ17
をやのこころも としはけし あえしのはすて にはかかせ』ホ17
『あやまるな をやつつしめよ くらきこも こまかにをしゑ』ホ17
『そらかみのれと すめらかみ つけなておらは おやおやや あらこききてん』ホ17
『おおものぬしか をやのくに いつもやゑかき のりをさむ』ホ21
『ををこぬし みまこにもふす わかをやの ひすみのきみは よろこはし』ホ21
『わかこても をやかきるなよ わかこさす つみもやそくら』ホ23
『たらちうつ とかみもむそか ままをやお うつとかよもか』ホ23
『たちからを をやのあととて ここにあり みかりのをとも こふゆえに』ホ24
『きみはいま みをやのみちに をさむゆえ ひとくさのをやホ27
をやのたけすみ いそよりか なつくたまより はてかまこ』ホ27
『そのおとみこの うつきねは つくしにいたり たおこやし をやにつかふる』ホ28
『あまかみの をやにつかふる きみのなも むそよろをさめ けゐのかみ』ホ28
『まつりこと なおりなかとみ ものぬしの をやこのとみに まかすへし』ホ31
『みこかみまつる としみそゐ をやにつかえて たみをさむ』ホ31
『このたけとめお とみにこふ たけつつくさの まつりつく たけたのをやそ』ホ32
『あのゐさめ きみはとみあり をやはこの ともにたからの めくるなりけり』フあゐさ

 
おゆ(熟ゆ・老ゆ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上にある・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
「をや」の表記は尊敬を表す。

変態:「うえ(上)」「をひ(老い)」「うや(敬)
類語:「かみ(上)」「みをや(御祖)
関連語:「おおやけ(公)

    

10/04/11

  

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