さみたれ  サミタレ  samitare

  

【(褪み垂れ)・五月雨】
(気候が) 負の方向に離れるさま。しみったれた天気。湿っぽい天気。梅雨。

『みほのさみたれ よそかふり ゑやみはやりて いねみもち』ホ30
『さきにさみたれ むそかふり さなえみもちに いたむゆえ』ホ31
『むそよとし さみたれよそか ふりつつき いなたみもちに いたみかる』ホ37

 
さみたる(褪み垂る・五月雨る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。

変態:「しみったれ」
類語:「しくれ(時雨)」「みそれ(霙)」

  

10/03/12

  

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