おわる  オワル  owaru
おはる  オハル  oharu
をはる  ヲハル  woharu

  

【(熟張る)・終る】
D: 正の方向に離れる。「上がる・至る・極まる」

『やかれてまさに おわるまに うむつちのかみ はにやすと みつみつはめそ』ホ5
『ことはおわれと いきおひは あめにのほりて をおかゑす あひわかみやに ととまりて』ホ6
『ものぬしか たちにおわれは すすきしま おもむろおさめ たけふかみ』ホ28
『きみいかん わかみをやかみ はなれんや けかれはますと いいおはりホ32
『いまよりは やまとたけとそ なのらせと いいつおはれは』ホ38
『ちなみあひ ことほきおはり むつましく こやねはあめに つかえます』ミ逸

 
おふ(熟ふ・終ふ)」と同義語「ある(熟る)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

派生語:「おはり(尾張)おわり(終わり)

 
 

【(穢はる)・終る】
E: 負の方向に離れる。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」

『をのはらは みちもつるきも かけさしと もとめさいわう をはらさしかみ』フをはら

 
をふ(穢ふ・衰ふ・瘁ふ)」+「ある(粗る)」の合成。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。

  

10/01/05

  

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