おきつ  オキツ  okitu

  

【掟つ】
A: 合わす。
据える。定める。

おく(和く・置く)」と同義語「きつ(交つ・喫つ)」の合成。 
ここでは「A: 合わす・据える・定める」などの意。

派生語:「おきて(掟)

 
 

【沖つ】
B: 離れる/離す。放つ。発す。起つ。背く。

おきつかかみと へつかかみ むらくもつるき うなるたま』ホ20
おきつもは へにはよれとも さねとこも あたわぬかもよ はまつちとりよ』ホ24

 
おく(放く)」と同義語「きつ(離つ)」の合成。
ここでは「B: 離れる/離す・放つ・発す・背く」などの意。

 
 

【息つ】
C: 往き来する。出入りする。渡る。回る。

『しまつひこ つきおきつひこ しかのかみ これはあつみに まつらしむ』ホ5
『しまつとりのう おきつとり かもとふねなり』ホ5
『はやこかみつこ ひはたけこ おきつしまひめ』ホ6
おきつひこ はらあしことに つまあれて みさほたたぬと ちきりさる』ホ13
おきつもは へにはよれとも さねとこも あたわぬかもよ はまつちとりよ』ホ24

 
おく(送く・往く・復く)」と同義語「きつ(来つ・帰つ)」の合成。
ここでは「C: 往き来する・回る」などの意。

  
 

【(奥都)】<地名>
中央部にある都(都市)。

『わかみやに むへそたてしと あめにあけ おきつのみやに かえります』ホ4

 
おき(奥)」+「つ(津・積・都・壺)

同義語:「おきつほ(奥壺)

 
 

【息津・興津】
往き来する場所。船が発着する場所。港。

『あめみまこ かもふねはやく とはさせて おきつにつけは』ホ24
『きもにこたえの かちはたし すそのはしりて おきつはまホ24

 
おき(息)」+「つ(津)」の名詞化。
「おき」はここでは「往き来・離れと寄り・出入り・発着」などの意。
「つ」は「と(所・処)」「て(手)」の変態で「区分・区画・場所」などの意。

類語:「ふなつ(船津)

    

10/03/22

  

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