のち  ノチ  noti

  

【後】
負の方向に離れるさま。 遅れて来るさま。後方・奥・末にあるさま。

しかるのち いさわのみやに はへるとき』ホ1
『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1
『にわにうゑおく みとせのち やよいのみかに はなもみも』ホ2
『ひとなるのちに やよいみか みきつくりそめ たてまつる』ホ2
『めかみまつ のみてすすむる のちをかみ のみてましわる とこのみき』ホ2
『もろかみの たかまにまつり はかるのち つはものぬしか』ホ3
『をきなひろたと にしとのに ひたせはのちに ふたはしら』ホ3
『つきのをえ なかれととまり みかののち みのきよけれは ひまちすと』ホ4
『ことさかのをか みちきけは とこみきはまつ めかのみて のちをにすすむ』ホ4
のちいたる つくしあわきの みそきには』ホ5
のちあわみやに みことのり みちひきのうた』ホ5
のちかえまさん みてくるま ととむるたみお あわれみて』ホ6
『きみのみかりに ちたるくに みちおさためて をさむのちホ6
『いまたひること みくまのの とみかたすけて のちのきみ』ホ6
『くらこひめ みおたてやまに おさむのち ははこおすてて つにおくる』ホ7
『あねとまみゑて のちゆかん はるかにくれは うたかわて いつかゑしませ』ホ7
『ねにいたるのち こおうまん めならはけかれ をはきよく これちかひなり』ホ7
『さすらをの かけのみやひの あやまちお はらしてのちに かえります』ホ7
『めはつきしほの のちみかに きよくあさひお おかみうけ よきこうむなり』ホ7
『まえうしろ みたれてなかる わかはちお のちのおきての うらかたそ』ホ7
のちのはたれの ひととなる まふつのかかみ みるために』ホ8
のちおおやひめ つまつひめ ことやそうみて かくれすむ』ホ9
『あいゑることは のちのまめ いさおしなせは はれやらん』ホ9
『くしきねあつく めくむのち ともにつとめて うつしくに』ホ9
のちにわかひめ ひたるとき やくもゐすすき かたかきお ゆつることのね』ホ9
『このうたは のちのゑにしの あふうすの かもいとむすふ ひなふりはこれ』ホ10
『ちちひめも のちにはいせの をんかみに つかゑすすかの みちおゑて』ホ13
『めのこはさきに つきやとり のちひおまねく』ホ14
『いまたさかりの かきつはた のちももよろお ふるもしる』ホ15
『ふつぬしむかえ とことおゑ いりますのちに ものかたり』ホ16
『みゆるしうけて おかむのち ふたきみかえる もとつくに』ホ16
『をまつのほりて あめとなり めはのちくたり くにとろの』ホ16
『うつほかせほと みつはにの ゐつましわりて ひととなる のちはいもをせ とつきうむ』ホ16
のちうくるひの ましわりは めまつめくりて をおつつむ をはしちならす』ホ16
『てれはめすとも いくたひも おそれてのちは うらみなし つつしみはこれ』ホ16
『こもりまた これはかつてか よくしれり われかえるのち くたすへし』ホ16
『われはのちやに ふつぬしと ひたちおひなし さつけんと』ホ16
のちにかとりの みやにゆき かたりてともに ひたかみに』ホ16
『そのときは いたきむくひも あらされと のちのやまふは あまかつち』ホ17
『かなしきのちの いさおしと もろかもらえは ゆるさるる』ホ17
『いまややわるる こりたまの をとろそそきて のちのをおおく』ホ17
『うえつきゐもの のちのはつ ゐもつきあまの まさかきお きみのみわさと』ホ18
『としへてのちに ににきねの みゆきほつまの にはりなる』ホ192
『ちみちののちは あれのりや つくしのむまは すこやかに ゆるく』ホ192
『ゆきつもとりつ むそあゆみ あしとりをみて のちにのる』ホ192
のちにみまこと たちからと いさわにかえり かえことす』ホ20
『むてむすひ むろやつくりて たみおうむ のちやてむすひ やしろなる』ホ21
『ときみまこ しるしささけて のちおこふ あめはたあしく ゆるされす』ホ21
『これにはにすも うつをまた のちことたてん ゆるしたまえや』ホ21
のちのよに いやをさまれは うゑしらて おこるたのしの みつるとき』ホ23
のちにはたれか みたるとき かなさきおよひ むまさかみ つるきたまわり』ホ23
『としすてに そふよろやちも きわあれは のちのまもりは とよけのり』ホ23
のちむらくもに ゆつりおく むらくもあめの をんともに あすかにはへる』ホ24
『そのちちか やまとのかみと なりてのち まこにあいたく』ホ24
『そののちに きみこのやまに のほりみて なかこやすめり』ホ24
『まつりてのちに はらをきみ のこしことより ふたたみの あらそいあれは』ホ24
のちにみつほに かえませは むめひとをきみ しわかみの』ホ25
『むかしははきみ あまきみに ひとよちきりて のちにめす』ホ25
『ももひなき まくはいのちの みかのひの かわみつあひて』ホ25
『みことのり さたまるうえは よろとしお いはひてのちの みゆきこふ』ホ26
『おとたけすみと みなつきの みそきしてのち うふやてて』ホ26
『こおうむのちは ちなみたつ なそゐかにたす つつします さらたちたせす』ホ26
『うけゑてのちの みゆきなる あまてらすかみ よろこひて』ホ26
『ははちちひめは のちのよお いせにはへれは ををんかみ ゐおおなしくす』ホ27
『もにいりて しらにわむらの みはかなす のちにとくさの ゆつりうけ』ホ27
『ゆめにたまわる たまのなの たまよりひめお うみてのちホ27
のちもろともに かみとなる おおものぬしは ふきねなり』ホ27
『やすにおさめて まつるのち つくしをしかの みことのり』ホ27
のちにくしなし かみとなる ははにこわれて をしかすつ』ホ27
のちにたまより かみとなる かあひにあわせ みをやかみ』ホ27
『ひたかみの たかみむすひの うゑつきの ふそひのすすの ももゑのちホ28
『かれかすか おくりてのちは つとめおり みかさやしろの たまかえし』ホ28
『ふそむのすすお われうゑて のちのふそゐも みことのり うけめくりうゆ』ホ28
『みゆきことなり そののちに みもすそとえは さるたひこ』ホ28
『まかるのち あまのたねこは このふみお みかさにこめて きみのとも』ホ28
『ともにもにいり よそやのち あはのあかたに おさむのちホ28
『かくやまの はにのひらての ひもろけに あめつちまつり のちうたん』ホ29
『とにさとし をしえてもこぬ のちうつも よしとたかくら おとしきと』ホ29
『みそみとしのち はつきそよ おくるみうえの おもむろお』ホ31
『みこもはおさむ よそやのち わかみやにいて まつりこと』ホ31
『そのゆえは あめのみまこの さくやひめ みつこうむより のちきかす』ホ32
のちおしまこと おうちかと たかちめとうむ うましうち』ホ32
『むとせのち おもむろおさむ つるきしま なつきすえよか めともやむなり』ホ32
のちふりね かえてゐいりね せめいわく いくかもまたて なとおそる』ホ34
のちのさかえお おもわんや たやすくたすと うらみしか』ホ34
『みめくみお わすらてのちの さためには たにはちうしの めおもかな』ホ35
『うますにやめて みとせのち なつきそむかに うむみこの なはやまとひめ』ホ36
『みとせのち とよすきよはひ ももみつて みつえならすと みならわせ』ホ36
『いまよりのちは はしものお いけるにかえて みささきに』ホ37
『かえるのち さらすかむすめ よひのほせ かまはたとへお きさきとし』ホ37
のちにひらけは これうせぬ きよひこめして もしゆくや』ホ37
『あふみよか つくしちのちの たかたみや おほみけたおれ』ホ38
『ひとなるのちに くまそまた そむけはこうす ひとりゆき』ホ40
『おはりかめ みやつひめまた のちのつま たけたとさえき ふたりうむ』ホ40
『あわみやに いれおくのちの よよのふみ まちまちなれは』ホ40
のちにひひめお うむときに ひるなれはなも ひるこひめ』ミ1
のちひわひこに みことのり なんちくにゑお うつすへし』ミ5
『ももはかりのち とのみこと ゑにうけをさむ それよりそ』ミ6
のちそひのきみ きつをさね あみやしなうも あにかえり』ミ6
『つきしほうみて みかつきの のちのひまちや』ミ逸
『すにむくは きみはなやかに たみおこる のちのわさわひ すてにむくなり』フすむく

 
のつ(退つ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「遅れて来る・後方にある」などの意。

類語:「あと(後)」「うしろ(後ろ)」「しり(尻)

  

09/10/07

   

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