にし  ニシ  nisi

  

【(熟し・丹し)・西】
(日が)成熟して果てる方角。 =右

『みなみるみなみ ひのおつる にしはにしつむ』ホ1
『みなみにことを わきまえて おちつくはにし かえるきた』ホ1
『きはひかし はなはもみなみ このみにしホ1
『をきなひろたと にしとのに ひたせはのちに ふたはしら』ホ3
にしのははかみ またきたり ころやまもとは おろかにて』ホ15

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にす(熟す・丹す)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「熟れる・満ちる・至る・果てる」などの意。

類語:「みき(右)」「つ(西)

 
 

【(和霊・陰霊)】
月の陰エネルギーが留まるもの。=卵子

『めはあにむかひ ましわりの かねのにしなき とわたなす』ホ16
『ひるはうえに ひたのほり よるはしうえに みきくたり』ホ16

 
に(和・陰)」+「し(霊)
「に」はここでは「和らぐさま・穏やかなさま」の意で「月・陰」を表す。
「し(霊)」は特に静的なエネルギーを言い、動的なエネルギーの「なみ(波)」と区別される場合がある。

変態:「にち(和霊)
類語:
いもかち(陰が霊)」「あかち(和霊)」「にこたま(和霊)」「よる(夜霊)」「つきみたま(月神霊)」「しらたま(白霊)

  

11/01/30

  

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