なさけ  ナサケ  nasake

  

【情】
心を巡るもの。心の響き。感情。

『かくみたひ きもにこたえて なさけより さすかにぬるる いふきかみ』ホ9
『われみるに ひとのみやひは なさけゑた あめよりさつく たまとしゐ』ホ17
『ねのむくら わたるみやひか ものおしる なさけなかこに かよえると』ホ17
なさけとあちの すきやむも ねにいらぬまよ はやいやせ』ホ17
『わたましお たみもいはふに なさけなと ははやおいれは』ホ21
『あのみことのり なさけなき やしろひしけと』ホ21
『むかしきさきお おかせしも をやこのなさけ うちにすむ』
ホ31
『みなそこにふす めのなさけ これかみかたち』ミ7
『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10
『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸

 
なす(済す・擦す」+「さく(探く)」の名詞化。
ここでは「C: 回る/回す・往き来する/させる・伝わる・響く」などの意。

類語:「みやひ(見結)」「こころは(心派)」「あわれ(哀れ)いたみ(悼み)

  

09/12/23

  

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