なな  ナナ  nana
なん  ナン  nan

  

【七・(和/退)】
7。
● 穢を祓って直す象徴。

あめななよとこみきのあや』ホ2
『あめのかみよの ななよめお つくいとくちは』ホ2
『むつのはたれは やまたあり ここちつかさに ななはかり むれあつまりて』ホ8
『もろゆるさねは かたのかみ ななたひちかふ のりこちに』ホ8
『すへてななます ここちみな ひとなるのりの みかかみお』ホ8
『ははやかかちの ひとみけと つつかせらるる ななむすめ』ホ9
『おのかへら なんますこちに わさつけて そらつかまんと みちひねり』ホ17
『こけうはこへら いたひらこ すすなすすしろ すせりなつ このななくさに』ホ192
『したはるは うわはるのおと あよみたま たかきのななこ』ホ20
なななはみなの もとしける すへやますみの かみとなる』ホ22
『おとあしなつか めおこゑは ななひめまては かみくらふ』ホ28
『ゐつはたたこと むつはつれ ななはつきつめ やつはつき』ホ39
『おとめにと ななねにあたる くにいつね とめはみつねの あいぬなり』ミ10
『ゐつね ましわりて ひとのいきすと なりてより ゐつななわけて よそやすち』ミ10

 

なぬ(退ぬ/和ぬ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・放つ・払う・退ける」、また「A: 合わす・調和する・直す」などの意。

 
 

【七菜】
七の野菜の具。(穢を祓って直す物実)

『かみのりかゐは くろまめと うむきとすめと ななのよね かゐにかしきて』ホ38

 
[1]
な(七)」+「な(菜)
「な」は「分れ・派生・野菜」の意と「添え・副菜・具」の意が重なる。
[2]
なぬ(退ぬ/和ぬ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・放つ・払う・退ける」、また「A: 合わす・調和する・直す」などの意。

類語:「ななくさ(七種/七草)

 
 

【(熟・練・灘)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『かなまろの ななのきたひの いくしまや たるしまかみと ふきなする』ミ8

 
なぬ(熟ぬ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」などの意。

変態:「なた(灘)

  

10/02/02

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】