むすひ  ムスヒ  musuhi

  

【結び】
合わせ。和合。結い。統べ。治め。形成。結着。

『たちはなうゑて うむみこの たかみむすひお もろたたゆ きのとこたちや』ホ2
『かくつちと はにやすかうむ わかむすひ くひはこくわに ほそはそろ これうけみたま』
ホ5
『ふたかみみめお みことのり かんみむすひの やそきねか もろとはかりて』ホ6
こことむすひの なにすゑて かすかとのとそ たふとませ』ホ8
『つきはおおとし くらむすひ つきはかつらき ひことぬし』ホ9
『ふつきゆみはり いせむすひ かもたけすみに みことのり』ホ27
『むかしのみをや たかむすひ ひたかみうみて もますよほ』ホ29
つはやむすひの みまこなる こことむすひの わかみこのミ逸

 ●「たかみむすひ」の略。

『をさむゐつよの みむすひの ゐみなたまきね もとあけお うつす』ホ4
『ふたよむすひの もよろほき ゆきてたまのを なすおきく』ホ13

 
むすふ(結ぶ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・統べる・治める・産む」などの意。

変態:「むつみ(睦み)」「ゆすひ(結ひ)」もすみ(睦み)」「みつほ(瑞穂)
類語:「を(結)
派生語:「たかみむすひ(高皇産霊)」「みむすひ」「かんみむすひ(
神皇産霊)」「わかむすひ(稚産霊)」「こことむすひ(興台産霊)

 
 

【(蒸すび)】
正の方向に離れる/離すさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま

むすふ(蒸すぶ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高める・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・中心に置く・至らす」などの意。

変態:「むせひ(噎び)」「ふすへ(燻べ)

  

09/12/11

  

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