めくみ  メクミ  mekumi

  

【恵み】
 回すこと。巡らすこと。分配。分け与え。おこぼれ。共有。sharing.

『いまめさるれは そのめくみ あめにかえりの もふてもの』ホ序
『このゆえきみも とみたみも ゐおやすくぬる をんめくみホ序
『たみのてふちの よろこひに つかれもきゆる みめくみや』ホ4
『そむほゐますも ひとひとそ おほすはめくみ あつきなり』ホ4
『をんめくみ なにわすれんと ゐゐなかす』ホ7
『ちからかす めくみわするる ふももくら』ホ7
『ほのほものかれ ちわやふる かみのめくみと ちちをかむ』ホ8
『みやにのほれは うちつみや きみはめくみお くににのふ みやはおなかそ』ホ13
『まつりなけれは あまめくみ もれておつるそ』ホ13
『わかみはきみと なるとても をやのめくみお かえさんと』ホ14
『ふしてをもえは こおさつく みちはめくみお かえすなり』ホ14
『きみかめくみも ついわすれ うらむねたむの にはさくら さかすはしれよ』ホ16
『ちちのめくみは いたたくあ ははのいつくし のするはに』ホ16
めくみおしらは こたからの むねうつはりと なることく』ホ17
『あつきめくみの ゆるのりお かならすうむな はやるなよ』ホ17
『せくくまり ぬきあしなすも つちのかみ めくみによりて またつけす』ホ17
『とものおみ せまるおゑらみ わけかえす めくみよろこふ まけにくむ』ホ17
『やたのかかみの みなのあや いとめくみなり あなかしこかな』ホ17
『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなし』ホ24
『あめのなも わけいかつちの あまきみと むそよろをさむ ををんめくみそ』ホ28
『なんちらめくみ ひとしくて つきしることの ゆめすへし』ホ34
『なんちいろもて つかゆれと いろおとろいて めくみさる あになかからん』ホ35
『きみのめくみも そむきゑす つくれああにお ほろほせり』ホ35
『みちうしみけの かんめくみ よきみこゑたり』ホ36
『しらはたお ともへにかけて わかたくひ たかはすあめの めくみえん』ホ38
『きぬにあさむく ふたむすめ めしてみもとに めくみなす』ホ38
『あなにすみ けししおはみて けころもき めくみわすれて あたおなし』ホ39
『ふかくはかりて いつにふせ めくみになつけ ほつまなし』ホ39
『あめのめくみと いつにより あらふるかみも まつろえは』ホ40
『あつさたす たらちのめくみ うまさるや おりかそえうた』ホ40
めくみこる まよひおさとす しめしなり むかしいわくは』ホ40
めくみしらせん そのために いているきつお をしゆなり』ミ1
『よかひちの かたおもちいて みおをさむ めくみしらねは かたちなし』ミ1
『あらかねのはお とくねれは かみのめくみに かなふなる』ミ8
『かみわたかてる したてるの としのめくみの おおんかみ』ミ逸
『あぬうなる みはのゆかりは さをしかの もすそにみつる めくみぬうなり』フあぬう
『へのえては みつにあふるる くにまつり ねこにめくみの かえてかまるる』フへえて
『しのはらは かみのふしみの たまくしお あみのめくみの みやこたつなり』フしはら
『しのおれは めくみあらわし かのおれは めかおつくして あのくたらなり』フしおれ
『しのそのは つきのこまひく まめやかも ゐもかめくみの かてやあつらん』フしその

 
めくむ(恵む)」の名詞化。
ここでは「C: 回す・巡らす・配る」などの意。

変態:「めくり(巡り・恵り)」「まくり(捲り)」
類語:「ほとこし(施し)」「たまもの(賜物)」「いたく(慈く)」「いたき(慈き)」「うる(潤)」「ふゆ(恩頼)

  

11/02/04

  

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