かたき  カタキ  kataki

  

【葛城】<地名>
正の方向に離れる区画。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」区画

『ひとことぬしか てんなして かたきやすひこ ぬさくして』ホ14
『おとうかしきて しきたける かたきあかしも みなこはむ』ホ29
『にいみやこ かたきにたてて みやうつし ここにむかへる』ホ31
かたきくにつこ つるきねか めのかつらひめ うちきさき』ホ31
かたきわきかみ ゐけこころ みやこうつして はつとしに』ホ31

 
かた(活・葛)」+「き(方・垣・画・城)

変態:「かつき(葛城)
類語:「かつらき(葛城)」「つるき(蔓城)」「かた(葛)」「くす(葛・国栖)」「かつら(葛・蔓・桂)
ひとこと(秀殊)」「くす(葛)」「こせ(巨勢・古瀬・御所)」「たかおはり(高尾張)」「たかおか(高丘)

 
 

【敵】
釣り合うもの。代りのもの。対となるもの。 相方。相手。

『もしあやまりて ころさるも かたきおとれは をおとくと』ホ23

 
「かたし(片し)」の連体形の名詞化。
「かたし」は「かつ(和つ・交つ)」+「し(形容詞語尾)
「かつ」はここでは「A: 合う・匹敵する・釣合う・相当する・対となる」などの意。

類語:「あた(仇・敵)」「てき(敵)」

  

09/10/14

  

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