いて  イテ  ite
ゐて  ヰテ  wite

  

【出】
離れ。放ち。発射。起き。

『みこはやふさの いてくるま ふそゐのはとお ゐつともの まもるみやつこ』ホ20
『ひわかれのあは かのはなれ ひのいてのあは にのいはひ』
ホ21
『みつはめのかみ あらはれは いてのしみつお いさきよく』
ホ22
『ふたゑけふ みあえおなせは かといてに みはたのとめの をんふみお』ホ24

 
いつ(出つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・放つ・発す」などの意。

類語:「て(出)

 
 

【(秀・逸・至・稜威)・猪手】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
●<人名> 磯城県主「ゐて(猪手)」

『しきゐてかめの ゐつみすけ ふとまわかかめ いいひめお ここたへ』ホ31

 
いつ(秀つ・逸つ・至つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「いつ(逸・至・稜威)

 
 

【射手】
(弓を)放つ者。

『おうすみこして うたしむる おうすもうさく よきいてお あらはつれんと』ホ38

 
い(射)」+「て(手・方・人)
「い」は「いる(射る)」の連用形(他上一)の名詞化。

  

10/02/02

  

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