ふと  フト  futo

  

【(悉・沸)・太】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま

『あるかたち あめにつくれは ふとまにお あちはえいわく』ホ3
『たけみかつちに ふとまかり たまえはいそき かなてんと たかのにいたる』ホ8
『かくやまは やますみのふこ ふとたまは みむすひのみこ』ホ20
『ははみたけ たかさもみたけ けたのうえ むたはとしかす ふとさつき』ホ21
『なよみより ふとのはたみの つねのはそ もはむのかたは』ホ23
『うちはへところ かすかかみ ふとのとことお つかさとるかな』ホ28

 
ふつ(悉つ・沸つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」の意。

変態:「また(全)」「いと(甚)」「いた(甚)」「ふつ(悉つ・沸つ)
派生語:「ふとまに(太兆)」「ふとまかり(沸環)
独り言:「ふっとう(沸騰)」「ほとけ(佛)」「ふつ(佛)」

 
 

【(付・打)】
治め。統治。治める者。統治者。

『かんたちは そをのふなつの ふとみみお やすにめとりて ふきねうむ』ホ27

 
ふつ(付つ・打つ)」の名詞化。
ここでは
A: 合わす・まとめる・治める・統べる」などの意。

  

09/12/04

  

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