ひゑ　　ヒヱ　　hiwe
ひえ　　ヒエ　　hie

【一兄】
一番上。長兄。

『ひゑのなは　うつろゐのかみ　つきのなは　しなとへのかみ』ホ22

【一枝】
60年。

『ひとゑたにたり　ひゑのやま　そのいけみつか　たのそろに』ホ24

　
「ひ(一)」＋「ゑ(枝)」

【冷え・(穢え・低え・卑え)】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」さま

『すおえては　きりひにさむる　ひえあれと　なかれのふねに　さおそゑにける』フすえて

　
「ひゆ(冷ゆ・穢ゆ・低ゆ・卑ゆ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。

【稗】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま

「ひゆ(卑ゆ)」の名詞化。

変態：「ひよ(鵯)」

09/11/02