はこね  ハコネ  hakone

  

【(運廻)・箱根】
巡り。回転。めぐらし。恵み。往き来。帰還。

『ねはこねうすき くきひとり よゑゐはひとみ こしろはな』ホ24

 ●日月のように昼も夜も巡って天が下を和して恵ること。巡幸。

『いせとあわちの なかのほら すすかのかみと はこねかみホ13
『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなし』ホ24
『かみのかかみの あまてらす ひつきのきみと まもるはこねそ』ホ24

 ●<地名>「ハコネ神(おしほみみ)」が還る地。箱根峠。=行き来の丘

『さきにたらちを ひたるとき はこねのほらに いりますお』ホ25
『そよろとしへて いまかれに はこねにもふて ぬさささけ』ホ25

 
「はこぬ」の名詞化。
「はこぬ」は「はく(環く・運く)」と同義語「こぬ(回ぬ・転ぬ)」の合成。
ここでは「C: 回る/回す・めぐらす・恵む・還る/還す」などの意。

変態:「はこひ(運び)」「はくわ(還・桑)」「ひこね(彦根)」「はかた(運還)
類語:「ゆきき(往き来)」「みかり(巡幸り)」「めくり(巡幸り)」「みゆき(御幸・行幸)」「おのころ(和恵)」「はか(墓)」「みはか(御墓)
つか(塚)みささき(陵)

  

09/11/02

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】