はかる  ハカル  hakaru

  

【計る・測る・量る・図る・謀る・諮る】
A: 合う/合わす。(心・会議・人に)掛ける。比べる。匹敵させる。対応する。

『もろかみの たかまにまつり はかるのち つはものぬしか』ホ3
『ふたかみみめお みことのり かんみむすひの やそきねか もろとはかりて』ホ6
『ををんかみ もろとはかりて やそきねお ねのくにかみと』ホ7
『たひまつにはせ こにとひて たかまにはかり ゐのらんや』ホ7
『ふかくはかりて おもいかね とこよのおとり なかさきや』ホ7
『しかるのち たかまにはかり そさのをの とかはちくらの みきたかれ』ホ7
『ことのりお もろかはかりて あめもとる おもきもしむの なかはへり』ホ7
『もろかみは たかまにはかり みゆきとそ ねかゑはかみの みゆきなる』ホ8
『もろかみはかり そさのをか こころおよする しむのうた』ホ9
『かんつはるなか はからんと かんいきよめは ををんかみ これしろしめし』ホ12
『ををんかみ あめつちしろす くしひるに さとくはたれか いきはかりホ12
『たとふれは しほのあちあり はからねは あちなしやけと しほならす』ホ12
『あつめはかりて ひとつほお いまのひとまの ものさしそ』ホ17
『もろはかり ついにうつして あすかかわ くるわにほりて みそきなすかな』ホ20
『けたのかは かとやにいれて くにつこに つくれははかりホ23
『ををんかみ おうちにうえて いせのみち なるはなるるお はかります』ホ24
『ままにことふる をちいわく きみなうれひそ はからんと』ホ25
『きみまつはかる なおよしと かこしまみやに うつります』ホ25
『あにさからえと みあえして はかるくるりお しろしめせ』ホ29
『いまはなきゆえ そのつかひ よりてはかれは みないわく』ホ30
『あめたねこ くしねうさまろ わかみやに おくりはかれは』ホ31
『あにかこはみて おくりせす われらまねくも いつわりそ これはからんと』ホ31
『もろはかり あめのみまこの のりおもて たみにおかませ』ホ32
『しるしかと きみこれはかる ももそひめ うまれさとくて これおしる』ホ34
『いのりてくにの ものさねと これにことあり はやはかれホ34
『もろはかるうち はやすてに たけはにやすと あたひめと』ホ34
『きみとみと はかれはいわく くにふくの まこしほのりつ これよしそ』ホ34
『ものいわす これなにゆえそ もろはかり やまとひめして いのらしむ』ホ36
『いけるおうつむ ためしとは あによからんや はからんと』ホ37
『ももかもふてて きたりませ われはからんと ゆくきふね たたねこかうた』ホ37
『ここにすへらき すすみゑす くたみのむらの かりみやに はかりていわく』ホ38
『かりみやは ひうかたかやそ しはすゐか くまそおはかり みことのり』ホ38
『あねのふかやか もふさくは きみなうれひそ はからんと』ホ38
『ふかくはかりて いつにふせ めくみになつけ ほつまなし』ホ39
『ふたかみゐめお みことのり たかみみむすひと やそきねか もろとはかりて』ミ4
『ふたかみおもゐ はからつも ひかりおゐたく ここちして』ミ逸
『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸

 
はく(接く)」と同義語「かる(交る)」の合成。
ここでは「A: 合う/合わす」の意。

変態:「わかる(判る)
派生語:「はかり(許り・図り・計り」「はからふ(計らう)

 
 

【(分る)・別る】
B: 離れる/離す。分く。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

はく(掃く)」と同義語「かる(離る)」の合成。
ここでは「B: 離れる/離す」の意。

変態:「あかる(散る・分る)」「まかる(罷る・曲る)
派生語:「はかり(許り・計り

 
 

【(沸かる・化かる)】
D: 正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」

『かさりより おこりになりて ときはかる はてははたれの くにみたれ』ホ23

 
はく(化く)」と同義語「かる(上る)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「あかる(上がる・明る)

  

10/01/11

  

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