あらこ  アラコ  arako

  

【(改こ・新こ)・新木・新子】
改まるさま。新たなさま。
 ●木の若芽。

『こおひたすのり くせまつお ひきうゑあらこ つちかえは なおきとなるそ』ホ17
『おさなこに あらこをしゑて つちかえは なおきをさとそ なるこころ』ホ17

 ●人の若芽。

『そらかみのれと すめらかみ つけなておらは おやおやや あらこききてん』ホ17
『すへかみそらに しらせぬは あらこすりなる これみうん さそらききてん』ホ17

 
あらく(改く・新く)」の名詞化。
ここでは「C: 回る・改まる」などの意。

類語:「わかは(若葉)」「わかはゑ(若生え)

 
 

【(散去/粗衣)・粗籠】
1.粗いさま。緻密でないさま。粗末なさま。

『ときにはて もろあまめして これおとふ ひきめはひかん あらこあみホ25

2.粗く編んだもの。粗末な衣。

『むかしみたれす おこらぬお あらこおきては いつくんそ きみゑみいわく』ホ23

 
[1]
あらく(散去く)」の名詞化。
「あらく」は「ある(散る)」と同義語「あく(開く)」の合成。
ここでは「B: 離れる・散らばる・空く・開く」などの意。
[2]
あら(粗)」+「こ(交・衣・籠)
「こ」は「こふ(交ふ)」の名詞化。
ここでは「組み・編み」「囲み・包み・覆い・衣・籠」などの意。

  

10/07/07

  

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